...江戸時代において、甲斐源氏の一族、武田氏の一族、そして平姓の武士たちが先祖を慕い、武州小手指村(現在の埼玉県新座市)から、岩松城(現在のさいたま市北区岩槻)に至る山間部を移住したという「民族大移動」があった...
...この頃から御学問にもいよいよおはげみの御様子で、問註所入道さま、大官令さま、武州さま、修理亮さま、そのほか御家人衆を御前にお集めなされ、さまざまの和漢の古文籍を皆さま御一緒にお読みになり熱心に御討議なされ、その御人格には更に鬱然たる強さをもお加へなさつた御様子で、末は故右大将家にまさるとも劣らぬ大将軍と、御ところの人々ひとしく讚仰して、それは、たのもしき限りに拝されました...
太宰治 「右大臣実朝」
...そして武州家滅亡のゝちに剃髪(ていはつ)して尼となり...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...―――武州公自身も...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...斯くて武州公と桔梗の方との不義の関係は...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...この「武州公秘話」だけにはまだ目を触れていないのであった...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...武州青梅(おうめ)の宿へ出て...
中里介山 「大菩薩峠」
...大菩薩峠をずんずんと武州路の方へ下りて行きます...
中里介山 「大菩薩峠」
...これから武州路を帰るのでございますから...
中里介山 「大菩薩峠」
...米友ならば食ってかかるのだろうが、与八は、おとなしくそれを聞き流していると、件(くだん)のさむらいはいっこう無遠慮に、「どうだ、この道場へはお化けが出るという話だが本当か」「そんな噂(うわさ)がありますか」「あるとも、武州、沢井の机の道場には夜な夜なお化けが出る、それで誰も道場を預かり手がない――という噂を聞いて、わざわざたずねて来たのだ」「へえ、この近所に住んでいるものは、そんなことあ言やしません」「ともかく、今晩はここへ泊めてもらいたいものだ」件(くだん)のさむらいは、道場の板の間の真中へすわりこんでしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...武州の地を往来し...
中里介山 「大菩薩峠」
...そもそも武州八王子というところは...
中里介山 「大菩薩峠」
...一行とは離れてこれから武州方面へ小菅を指して下るといって一行に別れを告げました...
中里介山 「山道」
...武州忍(おし)の城主で十万石...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...中に武州目黒村の不動堂に算額を奉納した者があって...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...川童駒曳(かっぱこまひき)の一話を伝うる武州引又(ひきまた)宿...
柳田國男 「地名の研究」
...武州では金子十郎家忠が出たという入間(いるま)郡の金子村...
柳田國男 「地名の研究」
...武州金沢の称名寺へかくれていた...
吉川英治 「私本太平記」
...武州榛沢(はんざわ)村から出てきたばかりで...
吉川英治 「松のや露八」
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