...この辺りは此頃、雪が降っていない...
...此頃はよく寒いので、コタツに入って暖をとることが多い...
...彼は此頃から英語の勉強を始めた...
...あまりにも長時間プレイしすぎて、此頃から頭が痛くなった...
...「此頃の若者はスマホに夢中になり過ぎだ」という調査結果が出た...
...此頃(このごろ)から參(まゐ)つて居(を)ります...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...一日も早く衣食の道を見出さねばならぬ」と斯ういふ考へは此頃の春三郎の弛んだやうな頭の中にも絶えず往來してゐた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...此頃すこしはお金がはいるようになったそうだが...
太宰治 「或る忠告」
...・月がのぼつて何をまつでもなくこの句には此頃の私が出てゐると思ふ...
種田山頭火 「其中日記」
...此頃は巻煙草よりも刻煙草が好きになつた...
種田山頭火 「其中日記」
...――お彼岸団子が食べたいな!庵は鼠も生活難らしい(此頃また鼠が来てゐる)...
種田山頭火 「其中日記」
...私などにしても、此頃は、『人間は悪事をしないものだ』とつく/″\思ふやうになつた...
田山録弥 「心理の縦断と横断」
...しかし此頃では窕子の心はわるくすねるやうな形になつて行つてゐた...
田山花袋 「道綱の母」
...何でも此頃では、また南の坊の方へ行き出して、夜は殿の車がおそくまでその角に置かれてあるなどといふ噂を耳にした...
田山花袋 「道綱の母」
...その憂愁のために窕子の頬が此頃夥たゞしくやつれて來てゐるのが映つた...
田山花袋 「道綱の母」
...村の嫁入(よめいり)婿取(むことり)は多く此頃に行われる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...……あなたは此頃冷たいんですもの...
豊島与志雄 「運命のままに」
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...少女は乳母の亡くなったのは此頃だと悲しく思い出し...
堀辰雄 「姨捨」
...――此頃になくそんな若々しい事まで男は思ったりもしていた...
堀辰雄 「姨捨」
...――此頃ぢや話が通じないから...
牧野信一 「熱い風」
...此頃大人になつて来たもので...
牧野信一 「眠い一日」
...此頃ではお宮の拝殿に行つて籠る村が多くなつた...
柳田國男 「祭のさまざま」
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