例文・使い方一覧でみる「此間」の意味


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...俺は此間中、俺の中のドン・ホアンを檢査する必要に逢着した...   俺は此間中、俺の中のドン・ホアンを檢査する必要に逢着したの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...此間(こなひだ)も真佐アちやんの絵具を那(あんな)にして了うたぢやありませんか?」私は列んでゐた農科大学生と話をし出した...   此間も真佐アちやんの絵具を那にして了うたぢやありませんか?」私は列んでゐた農科大学生と話をし出したの読み方
石川啄木 「札幌」

...「此間何も敷かずに晝寢をして腹を冷やしたのが因らしい」といかにも殘念さうに言つて文太郎は彼の股をくゞらせて居たフランネルを力を入れてぐつと引締めた...   「此間何も敷かずに晝寢をして腹を冷やしたのが因らしい」といかにも殘念さうに言つて文太郎は彼の股をくゞらせて居たフランネルを力を入れてぐつと引締めたの読み方
高濱虚子 「續俳諧師」

...まだ此間(このあひだ)埋(う)めたばかりの彼(あ)のチッバルトも血(ち)まぶれの墓衣(はかぎ)のまゝで...   まだ此間埋めたばかりの彼のチッバルトも血まぶれの墓衣のまゝでの読み方
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」

...余の記憶によれば、公の世界漫遊は、貴族教育の取調を第一の目的と為し、政治上の観察は寧ろ第二の目的なりしものゝ如し蓋し公は現に学習院長として貴族教育の重任を負ひ、而も近来専ら心血を此の方面に注ぐと共に、政治社会に於ける態度の稍々保守に傾きたるは事実に近かし公は最近数年間に起れる政変に於て、幾たびか自己の運命を試験す可き機会に遭遇したれども、公は常に淡然として之れを閑却したるに反して、独り学習院の事業に至ては、燃ゆるが如き改革的精神を以て、自ら画策施設したるもの頗る多し斯くの如きは抑も何の感ずる所あるに由る乎案ずるに、公は日本の貴族に対して、平生匡済の念禁ずる能はざるを認識するの人なり是れ他なし、深く貴族院の状態に鑑みる所ありしが為のみ夫れ貴族院は、一国の富貴名爵を代表したるものなるが故に、少なくとも其品位を保持するに於て衆議院よりも優るものなかる可からず而も日本貴族院は不幸にして甚だ悲む可き現象を呈したりき議会を開設して先づ腐敗の徴候を発したるものは、衆議院に非ずして貴族院なりき衆議院が政費節減民力休養を唱ふれば、貴族院は則ち之れに反対し、衆議院が行政改革情※打破を唱ふれば、貴族院は則ち之れに反対し、衆議院が新聞発行禁停の廃止を唱ふれば、貴族院は則ち之れに反対し、而して政府の提案、内閣の政略といへば、其是非得失を問はずして一も二もなく之れに盲従したりき是れ尚ほ可也貴族院中には、藩閥と国家とを同視して、藩閥を擁護するを以て国家の大事と心得たる議員もありき皇室と政府とを混同して、政府の頤使を奉ずるを以て皇室に忠義を尽す所以なりと誤解する議員もありき其最も醜陋なるものに至ては、政府の恩賞を得るを以て唯一の目的とせる議員もありき而して近衛公、此間に在りて、内は侃諤の正義を主張して、貴族院の品位を維持せむことを努め、外は藩閥の圧力に抵抗して、帝国憲法の神聖を保護せむことを謀りたれども、濁流滔々として殆ど塞ぐ可からず此に於て乎公は以為らく、貴族院を匡済せむとせば、先づ其要素たる貴族の病根を治せざる可からず而も現代貴族の病根の到底治す可からざるを見るに於て、唯だ宜しく少年貴族を教育して、未来の理想的貴族を作るを任とす可きのみと乃ち公は真に皇室の藩屏たる可き貴族を作らむが為に、自ら進で学習院長と為りたりき亦以て公が志の存する所を諒とす可し...   余の記憶によれば、公の世界漫遊は、貴族教育の取調を第一の目的と為し、政治上の観察は寧ろ第二の目的なりしものゝ如し蓋し公は現に学習院長として貴族教育の重任を負ひ、而も近来専ら心血を此の方面に注ぐと共に、政治社会に於ける態度の稍々保守に傾きたるは事実に近かし公は最近数年間に起れる政変に於て、幾たびか自己の運命を試験す可き機会に遭遇したれども、公は常に淡然として之れを閑却したるに反して、独り学習院の事業に至ては、燃ゆるが如き改革的精神を以て、自ら画策施設したるもの頗る多し斯くの如きは抑も何の感ずる所あるに由る乎案ずるに、公は日本の貴族に対して、平生匡済の念禁ずる能はざるを認識するの人なり是れ他なし、深く貴族院の状態に鑑みる所ありしが為のみ夫れ貴族院は、一国の富貴名爵を代表したるものなるが故に、少なくとも其品位を保持するに於て衆議院よりも優るものなかる可からず而も日本貴族院は不幸にして甚だ悲む可き現象を呈したりき議会を開設して先づ腐敗の徴候を発したるものは、衆議院に非ずして貴族院なりき衆議院が政費節減民力休養を唱ふれば、貴族院は則ち之れに反対し、衆議院が行政改革情※打破を唱ふれば、貴族院は則ち之れに反対し、衆議院が新聞発行禁停の廃止を唱ふれば、貴族院は則ち之れに反対し、而して政府の提案、内閣の政略といへば、其是非得失を問はずして一も二もなく之れに盲従したりき是れ尚ほ可也貴族院中には、藩閥と国家とを同視して、藩閥を擁護するを以て国家の大事と心得たる議員もありき皇室と政府とを混同して、政府の頤使を奉ずるを以て皇室に忠義を尽す所以なりと誤解する議員もありき其最も醜陋なるものに至ては、政府の恩賞を得るを以て唯一の目的とせる議員もありき而して近衛公、此間に在りて、内は侃諤の正義を主張して、貴族院の品位を維持せむことを努め、外は藩閥の圧力に抵抗して、帝国憲法の神聖を保護せむことを謀りたれども、濁流滔々として殆ど塞ぐ可からず此に於て乎公は以為らく、貴族院を匡済せむとせば、先づ其要素たる貴族の病根を治せざる可からず而も現代貴族の病根の到底治す可からざるを見るに於て、唯だ宜しく少年貴族を教育して、未来の理想的貴族を作るを任とす可きのみと乃ち公は真に皇室の藩屏たる可き貴族を作らむが為に、自ら進で学習院長と為りたりき亦以て公が志の存する所を諒とす可しの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...そんだが此間(こねえだ)の白(しろ)は善(よ)かつたんべ...   そんだが此間の白は善かつたんべの読み方
長塚節 「土」

...今朝(けさ)は心臓の具合はどうですか」此間(このあひだ)から代助の癖を知つてゐるので...   今朝は心臓の具合はどうですか」此間から代助の癖を知つてゐるのでの読み方
夏目漱石 「それから」

...此間迄東京で入院生活をして居たが...   此間迄東京で入院生活をして居たがの読み方
夏目漱石 「「土」に就て」

...「此間(このあひだ)から行(ゆ)く行(ゆ)くつて云(い)つてる事(こと)は云(い)つてるのよ...   「此間から行く行くつて云つてる事は云つてるのよの読み方
夏目漱石 「門」

...此間(このあひだ)から頭(あたま)の具合(ぐあひ)がよくないため...   此間から頭の具合がよくないための読み方
夏目漱石 「門」

...――オクサマが此間どうあそばした時には...   ――オクサマが此間どうあそばした時にはの読み方
野上豐一郎 「奈良二題」

...此間いらしつたの……」「へえ...   此間いらしつたの……」「へえの読み方
林芙美子 「多摩川」

...つい此間まで茅場町の牛屋の女中と好い仲だつたんだつてさ...   つい此間まで茅場町の牛屋の女中と好い仲だつたんだつてさの読み方
牧野信一 「小川の流れ」

...つひ此間まで自分の所有品であつたものが...   つひ此間まで自分の所有品であつたものがの読み方
牧野信一 「馬車の歌」

...又明月記に元久二年二月二十三日御七条院此間予可儲肴等持参令取居之長櫃一土器居小折敷敷柏盛海松覆松とあれば昔時は貴人も食用に供せられたるならん」「又海藻の種類は多し模様として応用得べきもの少からず然れども古来諸種の工芸品の模様に応用せられたるものは実にみるのみなりみるは其形状のみならず体色も用ひられてみる色といへる緑に黒みある色をも造られたり」とある...   又明月記に元久二年二月二十三日御七条院此間予可儲肴等持参令取居之長櫃一土器居小折敷敷柏盛海松覆松とあれば昔時は貴人も食用に供せられたるならん」「又海藻の種類は多し模様として応用得べきもの少からず然れども古来諸種の工芸品の模様に応用せられたるものは実にみるのみなりみるは其形状のみならず体色も用ひられてみる色といへる緑に黒みある色をも造られたり」とあるの読み方
牧野富太郎 「植物一日一題」

...また一ツの岩岬を廻りて彼大坂浦に來ると聞り(此間のこと皆我が日記中彼邊にて聞しをもてしるし置り...   また一ツの岩岬を廻りて彼大坂浦に來ると聞り(此間のこと皆我が日記中彼邊にて聞しをもてしるし置りの読み方
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」

...此間子さんが来てからもう幾日立って居ると思ってるんです...   此間子さんが来てからもう幾日立って居ると思ってるんですの読み方
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」

...」僧は此間の消息を詳(つまびらか)にしてはゐなかつた...   」僧は此間の消息を詳にしてはゐなかつたの読み方
森鴎外 「壽阿彌の手紙」

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「此間」の書き方・書き順

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