...此奴等(こいつら)――と心の裡で...
泉鏡花 「浮舟」
...此奴(こいつ)、寝(ね)ん寝子(ねこ)の広袖(どてら)を着ている...
泉鏡花 「歌行燈」
...此奴(こいつ)がエテよ...
泉鏡花 「海城発電」
...此奴に今夜面白いことをやらせて見よう...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...昔さんざんいじめられて憎んでるに違いない此奴(こいつ)から...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そうれ、何奴も、此奴も、婆ばかりだ」「聞えるから――」「なあに、齢をとると、耳が遠くなるから」婆さんづれの三人が、降って来て、中の一人が、庄吉へ、笑いかけると、「お気の毒えな、婆様ばかりで」と、声をかけた...
直木三十五 「南国太平記」
...此奴は、斉彬公に入用じゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...此奴(こいつ)の始末を付けましょう...
野村胡堂 「女記者の役割」
...」「厭な奴だな、此奴は...
牧野信一 「坂道の孤独参昧」
...此奴俺が独りで余程面白いことでもしてゐると思つて嫉妬してゐやアがるんだな...
牧野信一 「妄想患者」
...わたしはテツキリ此奴だなと思つたものだから...
正宗白鳥 「素材」
...どいつも此奴(こいつ)も癪に障ると思はないではゐられなくなる...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...角一 (平松に)此奴...
三好十郎 「斬られの仙太」
...此奴を生みつけたんだ! わしが殺してやる! このチキショウめ!(けんめいに力を加える)友吉 く...
三好十郎 「その人を知らず」
...T「此奴は巾着切ですよ」と言う...
山中貞雄 「恋と十手と巾着切」
...もしかすると彼は私を見抜いていて、彼がそういえば私は驚いてしまって彼を忽ち尊敬するにちがいないと思っているのではないかと思われて、此奴(こいつ)、と暫く屋敷を見詰めていたのだが、屋敷は屋敷でもう次の表情に移ってしまって上から逆に冠(かぶ)さって来ながら、こんな製作所へこういう風に這入って来るとよく自分たちは腹に一物あっての仕事のように思われ勝ちなものであるが君も勿論知ってのとおりそんなことなんかなかなかわれわれには出来るものではなく、しかし弁解がましいことをいい出してはこれはまた一層おかしくなって困るので仕方がないから人々の思うように思わせて働くばかりだといって、一番困るのは君のように痛くもない所を刺して来る眼つきの人のいることだと私をひやかした...
横光利一 「機械」
...いよいよ此奴(こいつ)らは油断がならねえ」と...
吉川英治 「江戸三国志」
...「此奴は拙者が引受けた...
吉川英治 「剣難女難」
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