...此の間隔だけは何うする事も出來ない...
石川啄木 「硝子窓」
...此の間(あいだ)...
泉鏡花 「印度更紗」
...□此の間中央新聞の白田天坡といふ記者が事務所に来て皆に会ひ度いと云つたさうです...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一三年七月号)」
...此の間の坂道を歩く...
立原道造 「白紙」
...「それにしてもお身たちは、つい此の間、江州伊香郡古橋村の在所に於いて治部少輔殿を召し捕られ、徳川殿の御感(ぎょかん)にあずかった御仁(ごじん)こそ、別人ならぬその田中兵部大輔殿でござることを、よもお忘れはなさりますまい...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...僕は此の間さう云つて手紙を書いてやつたんだよ...
谷崎潤一郎 「戯曲体小説 真夏の夜の恋」
...此の間のあの話を...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...此の間からそれを心待ちにしていた河内介へ運よく廻って来たのである...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...之に基いて完成を急ぐ間にもいつしか半年は過ぎ此の間外國人の手を借りやうと思はぬでもなかつたが...
豊田喜一郎 「乘用車發表に際して」
...此の間に一人の違つた派と云つて宜い人がある...
内藤湖南 「北派の書論」
...此の間に露西亜バレエの一座も亦来って其技を演じた...
永井荷風 「帝国劇場のオペラ」
...其處で止むなく宿の息子で此の間迄役場の書記をしてゐたといふ人を口説き落して...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...此の間やつと呼んだんですよ」「そいでまだ居るのかい?」「いゝえ此間...
林芙美子 「清修館挿話」
...本人を呼び「此の間からしてることのバカさを覚ってあやまりなさい...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...此の間で試験はお終ひになつたツてえんだから...
牧野信一 「疳の虫」
...つい此の間、長野の町の女學校の生徒が、姙娠のからだを此處に捨てた...
水上瀧太郎 「山を想ふ」
...そして此の間ぢゆう彼女の姿が近く現はれたり...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...此の間に両三日を東京で過した...
山本周五郎 「青べか日記」
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