...それをはあ此の上何が要るだね?』さうして此事件は終つた...
石川啄木 「我が最近の興味」
...日は此の上もなく輝き渡つてゐる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...此の上無い退屈の瞬間がずらずらと連続してそれが昼寝をしたり魚をおかずに飯食ったりそうした現実を組立てて居るようであった...
梅崎春生 「風宴」
...Hを此の上ひきとめる勇気が私に無かった...
太宰治 「東京八景」
...此の上耻を重ねるのはいやだと云って...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...此の上一分でもグズグズして居たら...
谷崎潤一郎 「恐怖」
...此の上苦しめようとなさるのでせうか...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...もう此の上は根較(こんくら)べをして...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...出來た材料が果して目的通りのものであるか否かを充分試驗せずして使用する事は此の上もない危險であります...
豊田喜一郎 「準備は出來たトヨタは邁進します」
...此の上に載つてる顔――額には動物園の猿のやうな皺が深く刻まれ...
中原中也 「校長」
...此の子供を育てるに実に良心的でやさしさ此の上もなかつた一小市民――それがコリンヌ風な意味ででもサッフォ風な意味ででも抒情的な詩人であつたといふわけである...
中原中也 「デボルド―※[#濁点付き片仮名ワ、1-7-82]ルモオル」
...此の上半刻(はんとき)も我慢して居る気にはなれなかったのです...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...守隨(もりずゐ)家に取つては此の上もなく大事な品が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...此の上は江戸一番といふ――」「それは止してくれ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...此の上(うへ)飮まれたんじや...
三島霜川 「平民の娘」
...それは此の上父を故意に心配させ...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...老母を始め一家の者にとつては此の上もない客だつた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...此の上の御慈悲(おんなさけ)に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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