...又義敏に松花硯(小硯)を贈るべし...
芥川龍之介 「遺書」
...種々な形と色の糖菓を充したものを贈られた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...謝礼のため女史に贈った...
海野十三 「三人の双生児」
...花一枝ラインの岸に花摘みて別れし友に贈りけむ詩人を學びわれもまた君に一枝の夕ざくら...
土井晩翠 「天地有情」
...毎年愛生園に友千鳥浴衣見本帳を寄贈の事を頼むと...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...絨氈(じゅうせん)を贈った...
中島敦 「李陵」
...健三からの贈りものを受け納めた...
夏目漱石 「道草」
...天才ですぞ」という有名な言葉を贈(おく)られたりした...
野村胡堂 「楽聖物語」
...両手でも持てないほどの大きな籠(かご)に果物(くだもの)や菓子を一ぱい入れて贈ってくる...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
...彼に贈りて一生を安からしめ...
福田英子 「妾の半生涯」
...これは嘗て森氏が友達の海軍将校から贈られたもので...
牧野信一 「南風譜」
...皇后様からの贈物を頂戴いたしました...
三浦環 「お蝶夫人」
...大きな重詰めの料理などを幾つも作らせて贈るのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大蔵は嘗て茶山に何物をか贈つたことがある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...(もしこの一像が私に贈られなかったら...
柳宗悦 「民藝四十年」
...彼はそこに待っている娘の贈った草履をはいていて...
山本周五郎 「青べか物語」
...土人への贈物を持った黒人の女に上陸させて...
和辻哲郎 「鎖国」
...その他マラッカの長官から贈られた種々の品物などを携え...
和辻哲郎 「鎖国」
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