例文・使い方一覧でみる「此」の意味


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...等の人の大多數は唯自分と共鳴若しくは同感すると云ふ意味で尊敬に價するのみである...   此等の人の大多數は唯自分と共鳴若しくは同感すると云ふ意味で尊敬に價するのみであるの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...二時、校長田島金蔵氏は、感極まつて殆んど落涙に及ばんとした...   二此時、校長田島金蔵氏は、感極まつて殆んど落涙に及ばんとしたの読み方
石川啄木 「雲は天才である」

...世開けてより以來定まつて居ることである...   此世開けてより以來定まつて居ることであるの読み方
伊藤左千夫 「古代之少女」

...金(これ)はお返しします...   此金はお返ししますの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...の東方精神の造型的顕現の特質は幾多の起伏を超えて今新らしくわれわれの未現の世界に於いて再び精神の造型化にあらわれようとしている...   此の東方精神の造型的顕現の特質は幾多の起伏を超えて今新らしくわれわれの未現の世界に於いて再び精神の造型化にあらわれようとしているの読み方
高村光太郎 「ミケランジェロの彫刻写真に題す」

...やがて庫裡(くり)の奥から五分刈位に髪の毛を延した鬚(ひげ)の深い僧が方にやつて来た...   やがて庫裡の奥から五分刈位に髪の毛を延した鬚の深い僧が此方にやつて来たの読み方
田山花袋 「ある僧の奇蹟」

...而も政策は、韓國に出入する不道徳の日本人に障害せられて、十分韓民に徹底せざりしこと往々之れありしのみならず、極言せば韓民の日本に對する惡感情は、主として韓國に出入する日本人の行爲に基くもの多かりき...   而も此政策は、韓國に出入する不道徳の日本人に障害せられて、十分韓民に徹底せざりしこと往々之れありしのみならず、極言せば韓民の日本に對する惡感情は、主として韓國に出入する日本人の行爲に基くもの多かりきの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...の血腥(ちなまぐさ)い時代を背景として...   此の血腥い時代を背景としての読み方
直木三十五 「大衆文芸作法」

...代助は渡金(めつき)の大半をもつて...   代助は此渡金の大半をもつての読み方
夏目漱石 「それから」

...「奴(こいつ)は先刻(さっき)僕が飲んだんだから」と云って...   「此奴は先刻僕が飲んだんだから」と云っての読み方
夏目漱石 「それから」

...處には呼吸中樞や心臟鼓動中樞があり...   此處には呼吸中樞や心臟鼓動中樞がありの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...貴島て奴あ何うしてう愚にもつかぬものを書くのか...   貴島て奴あ何うして此う愚にもつかぬものを書くのかの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...……その二もう一年余も披(ひら)かなかった日記を取り出して...   ……その二もう一年余も披かなかった此日記を取り出しての読み方
堀辰雄 「ほととぎす」

...云はれて見れば方の態度や言葉が充分虫のイヽ負担を相手に求めようと試みてゐるものであつた...   云はれて見れば此方の態度や言葉が充分虫のイヽ負担を相手に求めようと試みてゐるものであつたの読み方
牧野信一 「坂道の孤独参昧」

...「憤るも憤らないもないけれどさ……」――これツぱかりのことで方の気を病はされちやとてもやりきれない……そこ迄は云えなかつたので...   「憤るも憤らないもないけれどさ……」――これツぱかりのことで此方の気を病はされちやとてもやりきれない……そこ迄は云えなかつたのでの読み方
牧野信一 「坂道の孤独参昧」

...度の事は誤報臆測等より出でたる間違ひなれども全体余は世人より嘲罵を受くる値打ありと自ら思ふ...   此度の事は誤報臆測等より出でたる間違ひなれども全体余は世人より嘲罵を受くる値打ありと自ら思ふの読み方
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」

...処の坂道を登ったり降りたりするときに限って...   此処の坂道を登ったり降りたりするときに限っての読み方
横光利一 「馬車」

...清の康煕帝の世に山に王気が立つと云ふので山脈の中央を縦に鑿開し...   清の康煕帝の世に此山に王気が立つと云ふので山脈の中央を縦に鑿開しの読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

「此」の読みかた

「此」の書き方・書き順

いろんなフォントで「此」

「此」の英語の意味

「此なんとか」といえば?  


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