...矛盾を正視すること...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...今日事実を正視するものにしてこの論旨に反対するものは恐らくあり得ないのであって...
石原純 「社会事情と科学的精神」
...正視するに忍びなかった...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...あはれな一個の生命を正視する時...
高村光太郎 「智恵子抄」
...「藤戸」の怨霊の面は舞台の上で長く正視するに堪へない程物すごく人に迫る...
高村光太郎 「能の彫刻美」
...自分の敗亡を正視するのを避けた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...残忍なる所業は正視するに忍びぬと云う意味のことが記してある...
中山太郎 「屍体と民俗」
...思わず顔を蔽って正視する者が無かった――とも伝えられました...
野村胡堂 「焔の中に歌う」
...物事をあるがままの姿で正視する明るいスナオな目を持ち...
三好十郎 「恐怖の季節」
...殆んど正視するに耐えないものであった...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...僅か七歳という年からだ」おたきは正視するに耐えないように...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...生きながら魂を引き抜かれて行くのを正視する……その生きた死骸を自分の手にかけて検査する……そうしてその結果を手柄顔に公表する……という決心がドレ位つき難(にく)い事を思い知ったか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...道誉」高氏も彼を正視する...
吉川英治 「私本太平記」
...列座の公卿たちを正視することなどできないものであるのに...
吉川英治 「親鸞」
...彼は彼女を正視することができて――「私を...
吉川英治 「平の将門」
...綱吉の眼はよく正視することができなかった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...終日太陽の顔を正視するあの向日葵の花と咲いて...
若杉鳥子 「ある遊郭での出来事」
...右の事態を正視することが必要であると考える...
和辻哲郎 「孔子」
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