...林家正蔵さんは落語家です...
...佐平次の長広舌(何回か繰り返す)で「当家へ福の神が」云々は何回も繰り返したが「日の暮れになると坂の上から綱っ引きの車が四台」(故正蔵は自動車でしたが)は一回しか言わなかった...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...林家正蔵のごとき...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...林家正蔵のスケをたのまれ...
正岡容 「寄席行燈」
...金語楼と先代正蔵が小三治で前者に属し...
正岡容 「わが寄席青春録」
...先々代正蔵と今日の三木助(当時は小柳)両君以外に...
正岡容 「わが寄席青春録」
...そして圓楽が今の正蔵君...
正岡容 「わが寄席青春録」
...二十三年の歳月は今では正蔵君をも...
正岡容 「わが寄席青春録」
...林家正蔵(先々代)...
正岡容 「わが寄席青春録」
...さらにその文章の中にはワクでかこんで先々代正蔵君の私の落語界入りのための口上文が書いてあったが...
正岡容 「わが寄席青春録」
...今度正蔵君の買ったのは乙だったらよかったにと大真面目にそう考えずにはいられなくなったくらいだった...
正岡容 「わが寄席青春録」
...事情がわかってすっかり憂鬱になってしまった私を眺めた正蔵君はたいそうたいそう気の毒がってその晩近くのビヤホールへ私を連れて行き...
正岡容 「わが寄席青春録」
...現にこの前後、私は年に幾度か上京して、先々代正蔵、金語楼、金馬、現下の正蔵の諸君に二人会を演らせてもらったことがある...
正岡容 「わが寄席青春録」
...別に先々代正蔵君のは銀座の東朝座での独演会を一席助演した...
正岡容 「わが寄席青春録」
...金語楼君なり金馬君なり正蔵君なりがその晩の上がり(収入)を折半して多分私には大阪からわざわざきたからとてやや余計分よこしてくれただろう...
正岡容 「わが寄席青春録」
...私は今の八代目林家正蔵君の雑司ヶ谷の家へ長いこと草履を脱いでいた...
正岡容 「わが寄席青春録」
...神田の立花亭で連夜大切に芝居噺を演じていた正蔵君は...
正岡容 「わが寄席青春録」
...今の正蔵君も時にスケにきた...
正岡容 「わが寄席青春録」
...詩集に二月の詩と三月の詩との間に「送金子正蔵帰省加賀」の七律がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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