...正直には正直な様だがね...
石川啄木 「菊池君」
...永久の富は正直によらざるべからずといえども正直は富に導くの捷径(しょうけい)にはあらざるなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...もう忘れたのかい?」「食べなかったよ」彼は正直に言った...
梅崎春生 「記憶」
...「さればこの上は如何いたしてよろしきや、この上は正直にのべること、正直に行うこと、第一衣服は常に農業に用うるもの正直なり、飲食も同断に候...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...彼等正直にして純情な少年の眼にひどく易々と金の儲かるものに見えはしなかったか...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...この小僧さんの「真心」は相当正直に買っていいかも知れない...
戸坂潤 「社会時評」
...正直にさう言つた...
外村繁 「将棋の話」
...話しをはつて先生が「面白かないだらう」といつたので正直に首をふつたら先生は意外な顔をし...
中勘助 「銀の匙」
...「私(あたし)とあなただけの間の秘密にしておくから正直に云っとしまいなさい...
夏目漱石 「明暗」
...その氣分をそのまま正直に表現したのである...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...ハムレットはじっと眼を見すえたまま「時に友達ずくで遠慮なく問うがこのエルシノーアへはなにしにお来やった? 両陛下からお使いを受けたのであろう? 自身の好みか? 全く任意の訪問か? さ正直に言やれ」としみだすような声でいいました...
久生十蘭 「ハムレット」
...正直に先生にきいたのに...
平山千代子 「カイダイ」
...もしセネカが同じような場合に自分のした経験について正直に語っている*のだとすれば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...正直にみな羽柴様羽柴様とその徳を称(たた)え...
吉川英治 「黒田如水」
...これは」兼好は正直に驚いてみせた...
吉川英治 「私本太平記」
...またもっと正直に昂奮していた...
吉川英治 「私本太平記」
...喜怒哀楽の感情を正直にあらわすことは...
吉川英治 「平の将門」
...その身柄を正直に明かします...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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