...根性(こんじょう)っ骨(ぽね)の強い正直な人たちだったので...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...そんな不正直なことを博士がするでしょうか」一彦はあくまで博士がえらい人だと信じていたから...
海野十三 「怪塔王」
...これが正直なところ...
海野十三 「恐龍艇の冒険」
...軍人の正直なるがためなり...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...これは世間の正直な人々の色恋の争いと何の変りもない...
大杉栄 「続獄中記」
...正直なところもあって...
太宰治 「惜別」
...この正直な純潔なりっぱな女である彼女のうちにも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...春陽堂も其頃は今日とは違つて正直な好い本屋でした...
永井壮吉 「出版屋惣まくり」
...年功を経た応召兵達の胸を打割った正直な述懐を聞くことが出来た...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...「変な子が出来たものだなあ」健三は正直な所をいった...
夏目漱石 「道草」
...盛岡の鰻も、正直なところ、東京以上とは申しかねるが、それほど番付が下だとは思わない...
野村胡堂 「胡堂百話」
...物を隠すことを知らない正直な人達の顔を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あなたは哀(かな)しいばかりに正直な天才です...
林芙美子 「新版 放浪記」
...正直な谷村のホセを動かしてしまったのです...
平林初之輔 「華やかな罪過」
...詐偽(さぎ)の行わるる社会に独り正直なるが如き...
福沢諭吉 「日本男子論」
...正直な役柄は退屈過ぎたのでしょう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...私は実際悲しくなるほど正直な性(たち)なので...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...……第一、地べたなんて、正直なもんだ...
三好十郎 「おりき」
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