...彼は正気でないと言われたが、実際は普通だった...
...彼女の言動が正気かどうか疑わしい...
...正気な判断を下すためには冷静さが必要だ...
...面白いことを言っているが、本当に正気か?...
...精神的な病気があると、正気でいるのは難しい...
...」「正気を失ってるね...
東健而訳 大久保ゆう改訳 「瀕死の探偵」
...彼の所業は決して正気の沙汰(さた)とは思われませんでした...
江戸川乱歩 「鏡地獄」
...やがて正気にかえったときは...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「十時五十分の急行」
...だから正気にかえったときは...
モリス・ルヴェル Level, Maurice 田中早苗訳 「誰?」
...正気の沙汰じゃない...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...あの方(かた)には自分がまた正気をなくしないってことはどうしてもはっきりと請合(うけあ)えないんでしょう...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...正気と狂気とのことを云ってるのだった...
豊島与志雄 「奇怪な話」
...正気の沙汰とは思えなかった...
豊島与志雄 「霧の中」
...ある時はそれが正気に返った後までも響いていた...
夏目漱石 「それから」
...幸い正気だけはついたので...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...三郎 それは正気の沙汰か...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...金をがっぽりせしめようとしている」レックミア侍従が驚きから正気を取り戻して...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...お前も朝には正気に戻る...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...だが、も一度問いかえされたら、一年の余も経過した今になって、誰が正気で、高倉利吉の調査を期待したというのか? それはみんな、忠実な勘定方であった彼自身のなかにあった観念だ...
本庄陸男 「石狩川」
...やがて正気に復(かえ)りし時は...
宮崎湖処子 「空屋」
...正気にかへつてみると...
宮原晃一郎 「漁師の冒険」
...どんな罠(わな)にはまるかしれませぬ」「ばかをお言い!」と盧(ろ)はかえって燕青の正気を疑った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...『九時十五分か……正気の沙汰じゃあない』と呟いたが...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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