...彼は正気でないと言われたが、実際は普通だった...
...彼女の言動が正気かどうか疑わしい...
...正気な判断を下すためには冷静さが必要だ...
...面白いことを言っているが、本当に正気か?...
...精神的な病気があると、正気でいるのは難しい...
...高声器から受取った司令ペップ大佐は愕然(がくぜん)と正気に戻った...
海野十三 「地球発狂事件」
...決して正気を失っていた訳ではないのに...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...やっと正気をとりもどしたように...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...翌日の午(ひる)過ぎになってやっと正気づいた...
田中貢太郎 「母親に憑る霊」
...重兵衛はやっと正気になった...
田中貢太郎 「魔王物語」
...だから正気にかえったときは...
モリス・ルヴェル Level, Maurice 田中早苗訳 「誰?」
...ふだんは正気なもんで...
豊島与志雄 「白蛾」
...正気で云っているところがすこぶる奇観である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...殺されるのかと思いました」漸く正気づいたらしくお栄は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...正気ぢやないよ...
林芙美子 「瀑布」
...この男は正気なのかと疑いたくなったろう...
久生十蘭 「新西遊記」
...正気の人間を大勢まわりでうろうろさせるなんてずいぶんふざけた趣向でないこと...
久生十蘭 「ハムレット」
...正気でない彼女には水精(ルサルカ)など怖くはなかつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...俺様は正気をなくした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...正気に戻らなくては...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...全く彼女の言葉は正気の沙汰とはおもへなかつたが...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...正気に帰ってからちょうど一週間ばかりというもの...
夢野久作 「支那米の袋」
...多分正気付いた家令が電話でもかけたんだろう...
夢野久作 「超人鬚野博士」
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