...彼は正気でないと言われたが、実際は普通だった...
...彼女の言動が正気かどうか疑わしい...
...正気な判断を下すためには冷静さが必要だ...
...面白いことを言っているが、本当に正気か?...
...精神的な病気があると、正気でいるのは難しい...
...予は全然正気(しやうき)にして...
芥川龍之介 「開化の殺人」
...正気の沙汰ではない...
海野十三 「地球要塞」
...正気でこのべら棒ないたずらをやっているのだ...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...「雨が降っているようだな」まだ本当に正気には返らないで...
中里介山 「大菩薩峠」
...現在の僕は君正気(しょうき)なんだろうかな...
夏目漱石 「行人」
...しかし嬉しいと云う自覚は十倍の水に溶き交ぜられた正気の中に遊離しているんだから...
夏目漱石 「坑夫」
...全く正気の沙汰とも思えませんでした...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...旦那様が正気に還(かえ)ったりしては...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...我が愛する甥が儂の正気に対する懸念を表明したのはこれが初めてではないのだ...
H・ビーム・パイパー H. Beam Piper The Creative CAT 訳 「最愛の君」
...一体この女は正気なのか...
原民喜 「牛を調弄ふ男」
...やがて正気にかえり...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...のみならず」加十は漸く正気を取戻し...
久生十蘭 「魔都」
...正気でない彼女には水精(ルサルカ)など怖くはなかつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...嬉しいことにグレイの目は正気だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...次第に正気が戻ってきた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...正気に戻らなくては...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...あなたが私を正気に戻した男です...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...正気に近い意識が次第次第に浮上りはじめた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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