...仕事の正念場で頑張っています...
...今は試験勉強の正念場だ...
...彼女との関係は正念場を迎えている...
...人生の正念場を越えたら、自分らしい人生を歩めるだろう...
...会議の正念場で、自分の意見をはっきりと述べた...
...三度目が愈々(いよ/\)の正念場(しやうねんば)で...
薄田泣菫 「茶話」
...エレン・テリイが大事の正念場だのに...
薄田泣菫 「茶話」
...どうかこれからは那処(あすこ)が正念場だといふ事をお考へになつて...
薄田泣菫 「茶話」
...ここが正念場だ」旅人は...
直木三十五 「南国太平記」
...切腹の正念場の時...
長谷川時雨 「流れた唾き」
...……いま生き死にの正念場(しょうねんば)で喘いでいるというのを...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...昨夜から宿をとって場の立つのを待っているという正念場だ...
久生十蘭 「春の山」
...あわや店仕舞いもしかねないほどの正念場ということです...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...これはいよいよ以て正念場だと思いながら加十は止むを得ず先に立って寝室の中へ入って行くと...
久生十蘭 「魔都」
...「こんな正念場でニヤニヤ笑って居れるのは我れながら頼もしいが...
久生十蘭 「魔都」
...この正念場にほかにテはないのだからボロいその夢は忘れられない...
久生十蘭 「魔都」
...文書偽造で喰らい込むか首を縊るかという正念場だ...
久生十蘭 「魔都」
...しかし文学の、この、戯曲の正念場で、人間として、僕のぶつかる相手になってくれる人は、日本広しといえども、あなただけしきゃ居ないと僕は思っているんだ...
三好十郎 「好日」
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