...九年の後(のち)正和元年玉葉集(ぎよくえふしふ)を撰(えらみ)の時...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...時に、松波荘九郎(まつなみさうくらう)といふ者、武者修行として、稀、蜂須賀邑に到、日暮れ宿を求むるも応ずるものなし、小六正和、その居宅の檐下(のきした)に躊躇(ちうちよ)せるを怪しみて故を問ひ、艱難相救ふは、武士の常情なり、宜しくわが家に留るべしとして、懇切に迎へ入れしかば、松波喜びて、他日必ず恩を報ずべしとて、印符(いんぷ)を分ちて去りぬ...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...この旧縁により、正和、後秀龍に属し、蜂須賀領二百貫を領す...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...この小六正和(まさかず)というのは...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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