...轜車(じゅしゃ)は今何(ど)の辺を過ぎさせられるのであろう?(大正元年 九月十三日)東の京西の京(明治天皇の御始終)西なる京(きやう)に君は生(あ)れましき...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...(大正元年 十月二十八日)展望台に上りて上余の書窓(しょそう)から西に眺(なが)むる甲斐(かい)の山脈(さんみゃく)を破(は)して緑色濃(こ)き近村(きんそん)の松の梢(こずえ)に...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...一九一二(明治四十五・大正元)年 二月...
長塚節 「長塚節句集」
...私が金沢にゐたのは大正元年の末から大正三年の春迄である...
中原中也 「金沢の思ひ出」
...大正元年十月初版福々しき身の上となるために第一には容易に腹を立てないこと...
羽仁もと子 「女中訓」
...日記永正元年五月の条に...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...また永正元年には実隆のために金策をしたこともある...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...(大正元年十月「昴」)...
平出修 「計畫」
...巴里に居たのは大正元年でこの歌の出来たのは十三年であるから十余年の歳月がその間に流れ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...十余年我が書き溜めし草稿のあとあるべしや学院の灰作者の新訳源氏物語の出たのは與謝野寛年譜によると大正元年になつてゐるが如何ももつと前のやうな気がする...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...(大正元年八月、人類學雜誌第二十八卷)...
南方熊楠 「鹽に關する迷信」
...大正元年の秋海外の旅に出(いで)しより余の永井荷風先生に見(まみ)えざる事既に久しく...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...大正元年の秋北米合衆國に渡り同三年の初夏の頃迄東部マサチュセツ州ケムブリツヂの學校町の下宿の二階に一年あまりを送つた間に書いたものを集めて一册とした...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...正元尤喜逢豊兆...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...大正元年九月十八日...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
...私は大正元年の五月に浦塩斯徳から汽車に乗つて...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...それから間もない天正元年には若江に放逐(ほうちく)され...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...信長は四月三十日(天正元年三月二十九日)午前...
和辻哲郎 「鎖国」
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