...わたしは正信を持っている...
...彼女は熱心に正信を守っている...
...正信を守るために、努力が必要だ...
...正信のない人とは、つきあいたくない...
...彼は正信を守れず、信用を失った...
...民間には正信教もあるけれども...
井上円了 「おばけの正体」
...この至誠の正盛を父とせる正信の遺傅は知るべきのみ...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...正信の罪を減じて...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...正信の上書、表面には、狂名を蒙り、國除せらるゝに止まりしが、深く老臣を戒めて、間接に幕府の政治に裨益せしや必せり...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...延寶五年六月、ひそかに男山の八幡宮に詣でて、奸臣退き、忠臣進み、なほ將軍に嗣子あらむことを祈りて歸りけるに、その事幕府に洩れ、忠直は譴責を被り、正信は移されて、淡路なる松平綱道に預けられぬ...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...かくて、宗吾等は、堀田の邸に門訴したれど、そこにも汚吏ありて、訴敗は握りつぶしにせられて、宗吾等の意は、正信に通ぜず...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...封金があるから」正信が櫃のなかから二包の封金を取り出すと...
薄田泣菫 「小壺狩」
...嵯峨正信房湛空(さがのしょうしんぼうたんぐう)は...
中里介山 「法然行伝」
...たとえそれが迷信であろうとも正信であろうとも...
中里介山 「山道」
......
正岡子規 「古池の句の弁」
...『正信偈』や『和讃』のごとき一種の韻文...
三木清 「親鸞」
...」と『正信偈』に頌述している...
三木清 「親鸞」
...その正信の更に遠い祖先をたどると...
吉川英治 「折々の記」
...「正信であったか...
吉川英治 「新書太閤記」
...正信の帰参以来、彼と家康とは、よく主従二人きりで、こうして地味に、話すことをただ楽しむ如く話していることがあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...また一人の本多弥八郎正信が帰り新参として殖(ふ)えたのを見ると...
吉川英治 「新書太閤記」
...かつて正信の流浪中に、松永久秀も、彼の為人(ひととなり)を見ることがあって、(三河武士といえば、みな艱苦(かんく)によく耐え、質朴(しつぼく)にして卑(いや)しからず、気骨稜々(きこつりょうりょう)、鷹(たか)のごとき概を感じるが、正信は、素朴にして、言語温和、人に接してかどがなく、しかもどこかにふくみのある腹据(はらず)わりが窺(うかが)える...
吉川英治 「新書太閤記」
...本多正信とぼそぼそ話していない時は...
吉川英治 「新書太閤記」
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