...ヨハンネスは正しい心の子でしたから...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「旅なかま」
...この宇宙の正しい事実を言いあらわす科学こそ神の栄光と偉大さとをいとも驚くべくもの語るものであって...
石原純 「ガリレオ・ガリレイ」
...X号が谷博士を病院からさらっていったという方が正しいであろう...
海野十三 「超人間X号」
...彼の心を正しい道にひき戻していったのだった...
海野十三 「蠅」
...たゞ一通りの正しい支那常識だけを要求する一般の人々に之を勸めることは出來ない譯である...
橘樸 「支那を識るの途」
...支那についての正しい知識を与えるやくにもたつのであって...
津田左右吉 「〔『支那思想と日本』初版〕まえがき」
...それから若干の単語の正しい発音を教えてやったりしたが...
寺田寅彦 「異郷」
...教えられたままにそこから直角に曲って南へ正しい街道を求めながら人気(ひとけ)の稀な多摩の原野を疾走した...
寺田寅彦 「異質触媒作用」
...おたみが正しい職業について...
永井荷風 「ひかげの花」
...礼儀正しい国民でした...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...遺体が高い身分だと知らせる必要はない」バーニ先生のおっしゃることは絶対に正しいと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...ある国における穀物の貨幣価格はその国の銀の真実価格の正しい尺度であるということは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...どうぞ正しい立派な...
宮本百合子 「いとこ同志」
...或正しいカンでもあるのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...君は正しい...
室生犀星 「愛の詩集」
...そして判断の正しいまじめな人物は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その上に正しい民藝を建てようとするなら望みは薄い...
柳宗悦 「工藝の道」
...規則正しい連繋(れんけい)を保っていたのである...
柳田国男 「海上の道」
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