...先(ま)ず個人の生活はその最も正しい内容によって導かれなければならぬ...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...私が最も多数の正しい鑑定をしたことは...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...礼儀の正しい国だとか...
丘浅次郎 「民族の発展と理科」
...酒業自得(しゅごうじとく)というのが正しいでしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...「太郎君」というれいぎ正しいよびかたをつづけている人が...
新美南吉 「嘘」
...九百八十七兩といつた方が正しいでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...評價の正しい價値をもつのだらう...
萩原朔太郎 「室生犀星に就いて」
...自分のすることはみな正しいという悟りの中から無限の力をひきだすからである...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...知覚が正しいか間違っているか...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...規律正しい諧調で砂と空気とを蹴つてゆく爪先の感覚が非常に快いのを沁々と味ひました...
牧野信一 「砂浜」
...晩年には音階の声音の震動数が不規則だからこれを正しい震動数の音階に改正せねばならんと大いにそれに熱中して綿密にこれを計算していられたが...
牧野富太郎 「植物記」
...全体の生活と思想について正しい見通しを得るために...
三木清 「如何に読書すべきか」
...正しい人間の正しい行いを見たためだ...
三好十郎 「その人を知らず」
...「いくら正しい人間でも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あの正しい古作品は余暇の所業ではない...
柳宗悦 「工藝の道」
...正しい工藝はそれ自ら正しい時代の表現である...
柳宗悦 「工藝の道」
...病因の正しい判断もつかず...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...最初の礼儀正しい紳士の態度に帰りつつ口を啓(ひら)いた...
夢野久作 「暗黒公使」
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美しい目鼻立ち あっちにもこっちにも 品質低下
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