...つまりどんな場合にも本当の事実を研究してゆくうちにしぜんにどこからか正しい関係がわかってくるのです...
石原純 「ラヴォアジエ」
...人間のあゆむべき正しい道とか...
上村松園 「謡曲と画題」
...△描く、写す、そして述べる、詠ずるのである、正しい認識、それがなければ、まことの芸術はない...
種田山頭火 「其中日記」
...またアイヌ語による解釈も部分的には正しいかもしれないが到底全部が正しくないことは...
寺田寅彦 「火山の名について」
...折目の正しいズボン...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...それを正しいと信じてそのような言行をしているとは...
中島敦 「斗南先生」
...その中には由緒の正しい古い器械もかなりあり...
中谷宇吉郎 「英国日食班の印象」
...一回七志ぐらいで纏(まとま)った規則正しい講義などのできる訳のものではないのだから...
夏目漱石 「永日小品」
...正しい認識と理解をもつ別の讀者を...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...家憲の正しいのを誇った家や...
長谷川時雨 「明治大正美女追憶」
...同居しないというのは絶対に正しい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...指先が自由となり呂律正しいベースをふんで弾ぜられた...
牧野信一 「サクラの花びら」
...だって理論は人間の社会に正しいことをもって来ようとしているのに...
「海流」
...その波をおこしている勢についての正しい理解以外にはないわけです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...正しいと云事(いふこと)は言へると思ふ...
森鴎外 「假名遣意見」
...再び正しい時代が来るなら...
柳宗悦 「工藝の道」
...そうしてその日において人々は機械への正しい認識をもつであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...これを方言だから別に正しい標準語がありそうなものだと思って待っていたならば...
柳田國男 「地名の研究」
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