...穀物から籾殻を取り除けばその動きを止める...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...書くと氣が付くから差止める...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...―――それじゃあなたは加奈陀へ行かなけりゃならないんだろう?」「いいえ、止める、行ったって仕様がないんだから」「その弟と何年会わなかったんです」「もう二十年ばかりになります、―――千九百九年に、倫敦(ロンドン)にいた時会ったのが最後でした、手紙は始終やりとりをしていましたけれど...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...紐紐は上着の襟(えり)を止める爲にも...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...またかと思うことによって始めて心に止めるようになるかもしれない...
寺田寅彦 「随筆難」
...だが食い止めるだけの時間はある...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...夫が直観であることを止めることなくして...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...引き止めるまも何もなく...
豊島与志雄 「影法師」
...彼は裳衣(しょうい)の襞(ひだ)をつかまえて母親を引き止める...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...止めるがよい」「止めに参りましょう」仁十郎が立上った...
直木三十五 「南国太平記」
...アクションを止めるばかりでなく...
中井正一 「探偵小説の芸術性」
...ときどき足を止めるだけであった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...つづけて演(う)たせるとか言っているとか申しますが――」「もちつき芝居まで引き止めるのかえ?」「はい...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...「オイオイあすこへ来たのはお鶴ちゃんだろう」こう言った若者の一人は清ちゃんの姉さんが止めるのも聞かずに...
水上滝太郎 「山の手の子」
...かちかちと歯の鳴るのを止めることができなかった...
山本周五郎 「柳橋物語」
...白々と横切っている混凝土(コンクリート)塀に眼を止めると...
夢野久作 「白菊」
...よく居所を突き止める事ができなかったんです...
吉川英治 「江戸三国志」
...兵七郎の止めるもきかず...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??