...今働きを止めるかとあやぶむと...
有島武郎 「或る女」
...家内もたって止めるものですから...
江戸川乱歩 「黒手組」
...何物もこの革命家等がその革命的方法を取ることを止めることは出來ない...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...」引き止める間も無く彼女は立ち去り...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...また失火を発見して即座に消し止める比率とか...
寺田寅彦 「函館の大火について」
...世論を突き止める手懸りは得られないが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...村尾さんをむりに引止める力もなくなりました...
豊島与志雄 「千代次の驚き」
...彼はあわれなファンティーヌのことを考え止めることができなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...大手を拡げて「止まれえ」「何故止める」馬の手綱を引締めて...
直木三十五 「近藤勇と科学」
...そういう夢も余り早く消し止めることは考えものである...
中谷宇吉郎 「簪を挿した蛇」
...「いや、止めるな、お留、――縁結びの話を聞いて、俺はカッとなって飛出した...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...老衰と病気で近頃はしゃっくりを止める禁呪(まじない)にもならず...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...又止めるのかと思ったら...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...止める法があったでしょうに」「ああ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...どうすれば堰止めることができるというのか」と聞いて見ると...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...あれは私の忍び歩きなどをやかましく言って止める人だ」こんなふうに順序を立ててものを言いながらも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...此には山陽終焉の記を抄するに止める...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その量及び価値を左右する一般的諸法則のあるものを瞥見(べっけん)するに止めるであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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