...全然何の音も立てずに止まり木を上ったり下ったりしていた...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...演説の益は一席の内に止まり数人の間に限れり...
宇田川文海 「松の操美人の生埋」
...彼は復讐を思い止まりさえすれば...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...黒船町の御厩河岸(おんまやがし)で火は止まりました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...艙梯(そうてい)に踏みかけたる足ははたと止まりぬ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...そこは行き止まりになっている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...行き止まりもあり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「そんなことが……」兵馬は落胆(がっかり)するほどに呆れが止まりませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...こんなことを呼びかけて立ち止まり...
中里介山 「大菩薩峠」
...おおむね和蘭の医籍に止まりて...
福沢諭吉 「慶応義塾の記」
...家の前に立ち止まり...
堀辰雄 「ふるさとびと」
...レスブリッジが立ち止まり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...レスブリッジがふと立ち止まり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...サツは完全に動きが止まり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...向うの危険がお分かりですか」マークがハタと止まり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...母の片方の眼から涙が一ツ落ちてそのまま脈は止まり...
三浦環 「お蝶夫人」
...その帳の付け自然と心に止まり...
南方熊楠 「失うた帳面を記憶力で書き復した人」
...笑いが止まりませんよ...
吉川英治 「三国志」
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