...げに大なる歓びなれや...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...神の子たち皆歓び呼(よば)わるの合唱歓呼である...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...そのような捧げものをせざるをえなかったお前たちの愛情に劣らぬ歓びをもって...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...歓びの思いがけぬ高潮を感じながら...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...激しい歓びに羽音をたてている...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...生きることの歓(よろこ)びを失いつくしたのちもなお表現することの歓びだけは生残りうるものだということを...
中島敦 「李陵」
...孤島の少女が文明国から来た航海者と談話をまじえて感ずるような純な歓びが...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...幸運のアフロディテ水沫から生れたアフロディテ!自ら生得の痴愚にあき人生の疲れを予感した末世の女人にはお身の歓びは 分ち与えられないのだろうか真珠母の船にのりアポロンの前駆で生を双手に迎えた幸運のアフロディテ*ああ...
宮本百合子 「海辺小曲(一九二三年二月――)」
...いのちの歓びに溢れた夫婦の美しさを...
横光利一 「旅愁」
...独りの歓びとすることはできません...
吉川英治 「上杉謙信」
...罪三族に及ぶことも承知だろうな」「歓びを歓び...
吉川英治 「三国志」
...玄徳に歓び事があった...
吉川英治 「三国志」
...これで曹丞相という名主のもとに大功を成すことができると歓びあって――...
吉川英治 「三国志」
...……で思わず、西涼軍が大挙して来ると聞いたとき、嬉しさのあまり、歓びを発したが、それに不審を抱いたことは、そち達もようやく兵を語る眼がすこしあいてきたというものである...
吉川英治 「三国志」
...当座の歓びのしるしまでに」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...どの顔にも歓びと生活の幸(さち)が輝いている...
吉川英治 「親鸞」
...ことしの春の歓びを一つに持ったように輝いていたものは...
吉川英治 「源頼朝」
...無事を歓び合ったりしているのであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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