...余は人間と生れしを歎(たん)ぜり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...今福西枝が彼猫々の前に現われての歎願(たんがん)であったのであった...
海野十三 「心臓盗難」
...私の無言の歎願(たんがん)を容(い)れて...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...」と歎息してふりかえった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「王成」
...事変下の帝都の有様が平常と余り変りないのを驚歎的に語ってることが報ぜられている...
豊島与志雄 「風俗時評」
...物を歎願するやうにパシエンカの顔に注がれてゐる...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...いくら歎いても仕方がありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...許嫁(いいなずけ)のお新はどんなに驚き歎(なげ)くことでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...家(いへ)の中(うち)をば廣(ひろ)き野原(のはら)と見(み)て行(ゆ)く方(かた)なき歎(なげ)きに人(ひと)の袖(そで)をもしぼらせぬ...
樋口一葉 「うつせみ」
...私は自分が選んだものながらこんなよい本はないと思つて日夜珍重し讃歎してゐる...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...夫人がその点での驚歎すべき実行力というか手となっている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...源氏の君さえも不遇の歎(なげ)きがある時代であるのだから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...もう一度逢うということもできぬかとばかり歎(なげ)かれるのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自分の微力を充ち亘らして讃歎すべきものを表現した...
室生犀星 「愛の詩集」
...忠臣孝子義士節婦の笑う可(べ)く泣く可く驚く可く歎ず可き物語が...
森鴎外 「余興」
...時には自身の想像でわざと涙をもよおしながら(決して心でそれを好むのではないが)なお涙が出ることを愁歎の種としていろいろに心をくるしめることがある...
山田美妙 「武蔵野」
...」と大山氏は驚歎して云う...
横光利一 「欧洲紀行」
...東洋に押し出されて来たカソリック自身の歎きにもちがいないことだった...
横光利一 「旅愁」
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