「歎」の意味
嘆くこと
小説での「歎」の使い方
...俺(わし)はどんなに歎(なげ)いたことであろう……...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...貧より来る苦痛の中(うち)に世の友人に冷遇さるるこれ悲歎の第一とす...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...死刑囚たちが悲歎に暮れているところだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...皆痴情(ちじょう)のためにその身を亡し親兄弟に歎をかけ友達の名を辱(はずかし)めたる事時人(じじん)の知るところなり...
永井荷風 「桑中喜語」
...「アッ」「判官三郎だ」「これは容易じゃない」驚きとも感歎とも付かぬ声が口々に爆発します...
野村胡堂 「判官三郎の正体」
...――謹しんで御歎願申し上げる...
火野葦平 「糞尿譚」
...それを二尺の間隔へ雷の音が降るとやつたきびきびしさはいつものこととは言へ感歎に値する...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...この悲しむべしと歎くといふのがそれである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...おどろいて讚歎したことでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...稲つけば皹(かが)るわが手を今宵もか殿の稚子(わくご)がとりて歎かむ(巻十四東歌)万葉集に就て云々する以上その長歌に就て一言もふれなかつたのは勿論片手落の沙汰ではあるが...
三好達治 「万葉集の恋歌に就て」
...歎息(たんそく)しながら...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...条件のそろった幸運に恵まれている人でなければ宮仕えを考えてはならないことだよ」と歎息(たんそく)していた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...雲のゐる峰のかけぢを秋霧のいとど隔つる頃(ころ)にもあるかなそのあとで歎息(たんそく)するらしい息づかいの聞こえるのも非常に哀れであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...夫人は歎息をしながら少し琴を弾いた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...失はれし美しさを1615歎く...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...持続していたことは感歎に値する...
柳田国男 「海上の道」
...共通の淋しさ儚なさを守り合う身に沁む歎きはあるとはいえ...
横光利一 「旅愁」
...そうモンパルナスで歎息した久慈の声を聞き...
横光利一 「旅愁」
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