...歌道の先生から教えを受けている...
...歌道の演奏会に行ってきた...
...彼女は歌道の達人だ...
...歌道を習いたいと思っている...
...歌道の技術を磨きたい...
...又(また)歌道(かどう)一(ひ)と通(とお)り...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...夫や姑のなきあとは歌道ひとすじにその身を置いたのであった...
上村松園 「税所敦子孝養図」
...皆歌道に携はるの輩なり...
太宰治 「右大臣実朝」
...御歌道にもおこたり...
太宰治 「右大臣実朝」
...かの女が歌道に名高い人であることを知つて...
田山花袋 「道綱の母」
...一つは歌道の傳授であります...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
...世の中に如何なる歌道なり書道なりに堪能な人がありましても...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
...歌道は飛鳥井家の門人であって出藍(しゅつらん)の誉(ほまれ)高かったから...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...前条に述べた研究会のごときはすなわちその一例であるが、歌道においても、宗祇の方からして実隆の批評を求むることもあった...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...実隆は歌道において飛鳥井の門人であったこと前にも述べたごとくであるが...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...宗祇と実隆との歌道の因縁上述のごとくであるからして...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...ですが歌道にいそしむ者が...
柳宗悦 「民藝四十年」
...それは日本の歌道にとっては既に犯し難い神聖な存在にすらなっているのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...七中世の連歌道においても...
柳田国男 「木綿以前の事」
...これが深見草(ふかみぐさ)一流の歌道のかぶれでなかったことは...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...歌道を嗜(たしな)み礼儀に篤(あつ)い翁が...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...歌道の相手をしていたが...
吉川英治 「黒田如水」
...光秀様の歌道は、細川藤孝(幽斎(ゆうさい))殿と、御姻戚(ごいんせき)の間がらとなってからは、なおさら、研鑽(けんさん)の深いものがあり、かつて、滋賀の唐崎(からさき)に松を植えられて、その折、われならで誰かは植えんひとつ松心してふけ滋賀の浦かぜと詠じた歌などは、公卿(くげ)たちの間にも秀歌と伝えられて、「やさしき武士(もののふ)」といい囃(はや)されたものだった...
吉川英治 「茶漬三略」
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