...すべての「現存(ザイン)しないもの」を欲情する...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...現実の充たされない世界に於て自我の欲情する観念(イデヤ)(理念)を掲げ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...彼を「詩を欲情する小説家」と言ったのはこの為だ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...何かの夢を欲情する日が来るであろう...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...人が自ら欲情すると思ふこと...
萩原朔太郎 「宿命」
...かつて欲情の否定を知らず汝の欲情するものを彈劾せり...
萩原朔太郎 「氷島」
...百たびも牙を鳴らしてわれの欲情するものを噛みつきつつさびしき復讐を戰ひしかな!いま秋の日は暮れ行かむとし風は人氣なき小徑に散らばひ吹けどああ我れは尚鳥の如く無限の寂寥をも飛ばざるべし...
萩原朔太郎 「氷島」
...我が欲情するものは過失に非ず...
萩原朔太郎 「氷島」
...海の彼方の異国を欲情する子供の一人ではなかったのか...
原口統三 「二十歳のエチュード」
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