...彼女は欲心を抑えられなかったので、高級ブランドのバッグを買ってしまった...
...欲心に駆られて、つい食べ過ぎてしまった...
...彼は欲心に溺れて、金儲けばかりしている...
...すでに坊主共の欲心を防ごうと云うのなら...
芥川龍之介 「煙管」
...一旦欲心を起したら...
芥川龍之介 「魔術」
...欲心を捨てたとか何とかいう...
芥川龍之介 「魔術」
...人間には向上心求欲心が必要なのだ...
伊藤左千夫 「浜菊」
...そのようなことはそれは欲心でございます...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...しかるに文明の進むと同時に人の欲心はますます増進し...
内村鑑三 「デンマルク国の話」
...それを食うときの欲心いかんである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...一生の間欲心なし...
太宰治 「花吹雪」
...それは首に対する貪欲心を民衆におこさせる...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...欲心(よくしん)と理想とはちがう...
新渡戸稲造 「自警録」
...子供心にはそんな欲心がない...
長谷川時雨 「テンコツさん一家」
...いいだろう」「それ以上のもったいない欲心がありますかしら...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...欲心の強い人だから...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...さまざまな異国品ばかりが一頻(しき)りけいず買いの欲心を血走らせる...
吉川英治 「江戸三国志」
...また欲心のためでもあろう...
吉川英治 「私本太平記」
...という欲心も道づれじゃろ...
吉川英治 「私本太平記」
...そんな浅ましい欲心のために...
吉川英治 「新・水滸伝」
...それを見るとスペイン人の貪欲心は一層高まって来た...
和辻哲郎 「鎖国」
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