...業(ぎょう)にあり就(つ)かんと欲する時...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...最後の数章のみを講ぜんと欲する...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...死を以て事を成さんと欲する気象とがあった...
大隈重信 「新島先生を憶う」
...例えば治安維持法を厳罰主義に「改正」しようと欲するような官僚政治的日本主義であるのだが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...移して以て日本のチヤムバーレーンたる尾崎氏の行動を判斷するの參考と爲さむと欲す...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...欲するままに法律を定むるがよい...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...マリユスの欲するままになっていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その二を以て天明(てんめい)年間江戸に勃興(ぼっこう)せし狂歌の影響なりとなさんと欲す...
永井荷風 「江戸芸術論」
...婦人の議員となり官吏となり兵士たらん事を欲するや悉く許して可なり...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...人生に対して「意欲する」態度をとるに反し...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...今少しく愚見を陳して以て大方の是正を仰がんと欲す...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...すでに社会の美を欲す...
福沢諭吉 「教育の目的」
...あらゆる事柄に對して保證されることを欲する人間――ひとは戰爭に對してさへ保險會社を設立する――も...
三木清 「人生論ノート」
...なおさらに新しい作家と文学とをもりたててゆこうと欲するとき...
宮本百合子 「ある回想から」
...苟(いやし)くも京水を知らむと欲するものは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そして自然が欲するところの快楽のすべてを豊かに我々にのこします...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我々の欲する人のために処理することができないのか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...前月よりの過労のため胆嚢と腎臓故障にかかりて食欲すすまず...
吉川英治 「年譜」
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