...むしろ欣然(きんぜん)と受け取られることを満足に思ったのに違いない...
芥川龍之介 「十円札」
...欣然(きんぜん)日々の貧しい生活を歌い楽しんでいるではないか...
太宰治 「畜犬談」
...*しか宣んすれば皓腕の神女ヘーレー欣然と...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...欣然として叫び曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...俳優も亦衆俗の称賛を得て欣然たるが如し...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...本を持って来てみますから」お雪は欣然(きんぜん)として...
中里介山 「大菩薩峠」
...うれしい」少年は欣然(きんぜん)として勇み立ちました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ロダンの招聘により欣然として巴里に赴く...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...欣然として逃げ出した...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トビアス・ミンデルニッケル」
...欣然として殉死した...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...それまで登城をのばして待っているから」周瑜のことばに、魯粛は力を得て、欣然、馬をかえして行った...
吉川英治 「三国志」
...が彼は、欣然、「承知しました」と、ことばをつがえて帰って行った...
吉川英治 「三国志」
...欣然友交国の誼(よし)みを結ぶにちがいありません」「では...
吉川英治 「三国志」
...黄忠は欣然として命をうけ...
吉川英治 「三国志」
...誓書(せいしょ)も書くな」「もちろん書きましょう」欣然と...
吉川英治 「三国志」
...八風斎も欣然(きんぜん)として...
吉川英治 「神州天馬侠」
...信雄は欣然(きんぜん)として...
吉川英治 「新書太閤記」
...欣然としているのだ...
蘭郁二郎 「夢鬼」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??