...欣然(きんぜん)と応諾しました...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...欣然として仰せを承った...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...或は荒き山羊を獲て欣然として貪りつ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...*しか宣んすれば皓腕の神女ヘーレー欣然と...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...諸神互に戰ふを見て欣然と微笑めり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...矢部も欣然(きんぜん)として喜びけり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼等は欣然として宣誓をやったのである...
戸坂潤 「挙国一致体制と国民生活」
...然りといへども鑿(のみ)鉋(かんな)を手にするもの欣然(きんぜん)としてその業を楽しみ時に覚えず清元(きよもと)でも口ずさむほどなればその術必ず拙(つたな)からず...
永井荷風 「一夕」
...子路ほど欣然(きんぜん)として従った者は無い...
中島敦 「弟子」
...欣然(きんぜん)として任に赴(おもむ)いた...
中島敦 「弟子」
...すると急に犀星が欣然として...
萩原朔太郎 「田端に居た頃」
...欣然として逃げ出した...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トビアス・ミンデルニッケル」
...「壬午元日雪、将新霽、天気和煦、即欣然而作...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...やはり握り飯を貰(もら)って欣然(きんぜん)として運送の労に服したが...
柳田国男 「山の人生」
...すぐに」宋憲は欣然(きんぜん)と...
吉川英治 「三国志」
...誓書(せいしょ)も書くな」「もちろん書きましょう」欣然と...
吉川英治 「三国志」
...むしろ欣然(きんぜん)として...
吉川英治 「新書太閤記」
...孔子は欣然として笑って言った...
和辻哲郎 「孔子」
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