...ちょいと次の間から顔を出した...
芥川龍之介 「上海游記」
...この客間を覗いた眼を更に次の間(ま)へ転じなければならぬ...
芥川龍之介 「漱石山房の秋」
...その又次の間が当番の腰元二人...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...次の間の物音に耳を立てながら...
薄田泣菫 「質屋の通帳」
...母は次の間へ立つて行きましたが...
土田耕平 「時男さんのこと」
...座敷も小さい次の間つきであったが...
徳田秋声 「仮装人物」
...茶でも飲んでから、ゆっくりとの」義観は、次の間へ、出て行った...
直木三十五 「南国太平記」
...看護の都合上次の間から座敷へもう一度移ることになり...
中勘助 「胆石」
...襖(ふすま)一重の次の間で...
中里介山 「大菩薩峠」
...だが、わたしゃそっちへ行けないから、お前、こっちへおいで」「どうしてでございます、イヤなおばさん」「だって、そっちには見ず知らずのお客様が寝ている」「見ず知らずとおっしゃったって、ちっぽけな坊さんです、その坊さんも、死んだように寝ているんですから、差支えはございません」「さしつかえはなかろうが、わたしは坊主は嫌いなんだよ」「これは恐れ入りました、坊主と申しましたところで、三つ目のある入道ではなし、あなたほどの豪の者が、坊さんを怖がるとは不思議ですね」「何だか知らないが、わたしは坊主とさつま芋は虫が好かないのさ、そればかりじゃない、いま動けないわけがあるから、ちょっとこっちへおいで……」六「お前がどうしても出向いてこなければ、こっちから出向いて行くよ」「わあっ!」ピグミーが大声あげて泣き出したに拘らず、次の間、つまり、先頃まではお雪ちゃんの部屋であったところの柳の間の隔ての襖(ふすま)がサラリとあいて、そこから有無(うむ)を言わさず乗込んで来たものがあるので、ピグミーは逃げようとしても逃げられない...
中里介山 「大菩薩峠」
...次の間(ま)を立て切る二枚の唐紙(からかみ)は...
夏目漱石 「虞美人草」
...ところへ主人が次の間(ま)から茶と煙草盆(たばこぼん)を持って来た...
夏目漱石 「坑夫」
...その時次の間の柱時計が二時を打った...
夏目漱石 「門」
...御馳走(ごちそう)の充分なのに干魚(ひもの)がなければ食べられないといって次の間で焼かせたりした...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...次の間にはお梅が火鉢に炭を加(つ)いている...
広津柳浪 「今戸心中」
...それでも自宅には常に十何匹が鼻づらをそろえて玄関の次の間にずらり...
山本笑月 「明治世相百話」
...次の間外(そと)に女中の声がする...
吉川英治 「剣難女難」
...次の間から次の間へと...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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