...次の機会を待つよりほか仕方がないであろう...
海野十三 「火星兵団」
...ドクトルの日記は次のような文句をもって結ばれていた...
海野十三 「蠅男」
...次の間におやすみでございますよ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...執事は次の室(ま)へ下つて金包を拵へにかゝつた...
薄田泣菫 「茶話」
...その次のは男の子で三歳...
太宰治 「家庭の幸福」
...次の田端(たばた)止まりまでは一時間も待たなければならなかった...
寺田寅彦 「写生紀行」
...次の収穫において高利をもってこれを払わしめ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...その次の座敷には久助さん...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかし深夜の電話口ですっかりはずみ切って「俺も銭形平次の愛読者だよ」といってくれる心根は嬉しいではないか...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...「叩き破るのだ」平次の声に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...御隱殿裏の平次のところへは櫛の齒を引くやうな報告です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私はもう」平次の顏を見て...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この次のパラグラフからは第二版以下に現われたものである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...半次の云うことは嘘だよ」「あっ――」と半次が振返った...
山本周五郎 「風流太平記」
...秋三と勘次の塊りは組み合ったまま本堂の中へ転り込んだ...
横光利一 「南北」
...泥舟はうつつに次の一日を過した...
吉川英治 「剣の四君子」
...そッちへは逃げられない、次の間(ま)へ、スーと抜けてくると、障子(しょうじ)に槍(やり)をもってる人影がうつっている...
吉川英治 「神州天馬侠」
...次の間に下ったとき...
和辻哲郎 「鎖国」
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