例文・使い方一覧でみる「次々と」の意味

...次々と世にもいまわしき最期をとげるであろう」という意味の手紙が...
江戸川乱歩「悪魔の紋章」

...恐ろしい早さで次々と頭をかすめる... 恐ろしい早さで次々と頭をかすめるの読み方
江戸川乱歩「黄金仮面」

...嫌疑者の容貌が次々と現れては消えました... 嫌疑者の容貌が次々と現れては消えましたの読み方
江戸川乱歩「湖畔亭事件」

...次々と続けて十輪以上も花が咲いたものだわ... 次々と続けて十輪以上も花が咲いたものだわの読み方
太宰治「失敗園」

...伊代の眼に次々とはいって来る... 伊代の眼に次々とはいって来るの読み方
林芙美子「帯広まで」

...老女中が次々と五十幾（いく）ツかの部屋を見せてくれた... 老女中が次々と五十幾ツかの部屋を見せてくれたの読み方
林芙美子「魚の序文」

...またいろんな煩（わずら）わしい問題が次々と起こってもくるのだ... またいろんな煩わしい問題が次々と起こってもくるのだの読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...機会は次々と齎（もた）らされていたのに――会津救援には何を措（お）いても駈（か）けつけるべきであったのに――拱手（こうしゅ）傍観を強いられた彼らは... 機会は次々と齎らされていたのに――会津救援には何を措いても駈けつけるべきであったのに――拱手傍観を強いられた彼らはの読み方
本庄陸男「石狩川」

...僕が次々と誘ひの言葉を発すると... 僕が次々と誘ひの言葉を発するとの読み方
牧野信一「初夏通信」

...須永から見られて次々と各人各様の表情と態度を示す）舟木　…………（眼をすえてジッと須永を見る...
三好十郎「冒した者」

...次々と酌をしながら）冗談はヌキにして... 次々と酌をしながら）冗談はヌキにしての読み方
三好十郎「樹氷」

...技芸と同じように次々と発達し... 技芸と同じように次々と発達しの読み方
柳田国男「海上の道」

...久米（くめ）という氏族の次々と移住していった昔の痕跡を留（とど）めているに対して... 久米という氏族の次々と移住していった昔の痕跡を留めているに対しての読み方
柳田国男「海上の道」

...四新たな経験は次々と... 四新たな経験は次々との読み方
柳田国男「海上の道」

...次々と公表せられる日を待つのほかはないのである... 次々と公表せられる日を待つのほかはないのであるの読み方
柳田国男「海上の道」

...次々と判って来るのも新聞のお蔭だが... 次々と判って来るのも新聞のお蔭だがの読み方
柳田国男「故郷七十年」

...乳母の妹の子にあたる三善康信（みよしやすのぶ）やら、その他（ほか）の京都にある縁者から、次々と、飛信が来た... 乳母の妹の子にあたる三善康信やら、その他の京都にある縁者から、次々と、飛信が来たの読み方
吉川英治「源頼朝」

...大砲で次々と打ち払っても... 大砲で次々と打ち払ってもの読み方
和辻哲郎「鎖国」

「次々と」の書き方・書き順

いろんなフォントで「次々と」