...勘定日には欠かさず背広姿で...
徳田秋声 「縮図」
...梅村医師も毎日欠かさずやって来たが...
徳田秋声 「縮図」
...どんなことがあっても欠かさずきちんきちん食べる方なの...
徳田秋声 「挿話」
...いつも欠かさずその河を眺めたのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一本欠かさず備えておきたい...
直木三十五 「死までを語る」
...毎朝欠かさず主人弾正の御機嫌伺(ごきげんうかが)いに行きます...
中里介山 「大菩薩峠」
...三度の食事を家族と共に欠かさず食うと...
夏目漱石 「それから」
...朝になると欠かさず通る納豆売(なっとううり)の声が...
夏目漱石 「門」
...毎日散歩を欠かさず...
野村胡堂 「楽聖物語」
...彼はいつも欠かさず...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...日曜ごとに独り欠かさず詣でたと載す...
南方熊楠 「十二支考」
...その日/\の食料を欠かさず支払つてはゐたけれど...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...一月に一二度は欠かさず寄こすお久美さんの手紙は...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...日歩六銭は欠かさず手取りということにして...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...欠かさずに行く市場へとまた足を運んだ...
柳宗悦 「全羅紀行」
...夏は鯉鰻を欠かさず喰(た)べ...
山本周五郎 「百足ちがい」
...手紙のきたことは一度もないのに母は毎月欠かさず手紙を書き...
山本禾太郎 「抱茗荷の説」
...兄貴は欠かさず役署づとめ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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