...夫人を迎えて家庭の団欒(だんらん)の悦びに浸るようになってからは詩人の夢から覚(さ)めて頗(すこぶ)る平穏堅実となったとのみ聞いていた...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...子供は木馬に乗って遊んでいるという一家団欒の写真であって...
海野十三 「蠅男」
...親子団欒(だんらん)の楽しみを先生同様にやる訳には行かないが...
大隈重信 「福沢先生の処世主義と我輩の処世主義」
...絲楯の上に團欒して...
大町桂月 「親子遠足の感」
...三人して団欒(だんらん)して食った...
田山花袋 「田舎教師」
...暗然たる気持で此の幸福そうな団欒(だんらん)を眺めていた...
中島敦 「光と風と夢」
...団欒(だんらん)の興を添える簡素な音楽として誰にでも喜ばれよう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...そうした和(なご)やかな団欒(だんらん)には...
長谷川時雨 「遠藤(岩野)清子」
...松をまた人間に当て嵌(は)めるならば車の矢の様に四方に出る枝は睦まじい一家の団欒(だんらん)にも比する事が出来ますし...
牧野富太郎 「植物記」
...それは第一に一家の団欒といふ事の欠乏して居るのを見てもわかる...
正岡子規 「病牀六尺」
...或いは互いに一層深まり落付き信じ合った愛の団欒(だんらん)か...
宮本百合子 「愛は神秘な修道場」
...五人と一家団欒の態を描いた画も多い...
柳田国男 「雪国の春」
...そこに立っている朱欒(じゃがたら)の樹に縋(すが)り付いて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...睦(むつ)み合っている団欒(だんらん)も見られた...
吉川英治 「三国志」
...鉄棒つかいの欒廷玉(らんていぎょく)なんていうのがいて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いつもは総大将朝奉のそばを離れない欒廷玉(らんていぎょく)まで...
吉川英治 「新・水滸伝」
...あの煙は?」と吊り橋を引っ返して来た欒廷玉は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...今夜のような夜伽(よとぎ)の――君臣団欒(まどい)の折に...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
