...ベランダの欄干に手をかけた...
...欄干にぶつかって腕が痛い...
...雨の日には欄干に水滴がつく...
...欄干が古くて揺れるので、新しいものに変えたい...
...高いビルの欄干から下を見ると、とても怖い...
...図62は欄干の石の一つを示す...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...浴衣(ゆかた)を欄干(てすり)に掛(か)けたは...
泉鏡太郎 「飯坂ゆき」
...欄干を跨(また)いで出る奴さ...
泉鏡花 「歌行燈」
...で、今夜もまた、早瀬の病室の前で、道子に別れた二人の白衣(びゃくえ)が、多時(しばらく)宙にかかったようになって、欄干の処に居た...
泉鏡花 「婦系図」
...かの女は自分の部屋の前なる欄干に倚つて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...右の手で欄干を掴まへて立つてゐる...
グスタアフ・ヰイド Gustav Wied 森林太郎訳 「薔薇」
...橋の欄干(らんかん)から身を起して...
海野十三 「蠅男」
...二階の欄干から見おろすと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...五人一度に橋の欄干から真逆様(まっさかさま)になって水中へ飛込み...
永井荷風 「夏の町」
...塔橋の欄干(らんかん)のあたりには白き影がちらちらする...
夏目漱石 「倫敦塔」
...もう欄干に手をかけて...
野村胡堂 「悪人の娘」
...すぐ川の見える欄干(てすり)の傍へ胡座(あぐら)を掻いて...
正岡容 「小説 圓朝」
...片方は軽く特等席のビロオドの欄干にのせ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...何時迄も欄干(てすり)の外に首を突出して見てゐる三田のうしろに來てからかつた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...欄干もない底の見えぬ岸の...
横光利一 「欧洲紀行」
...欄干を掴(つか)んで下の通りを見降ろした...
横光利一 「上海」
...彼は欄干に肘をついたまま立ちつづけていると...
横光利一 「旅愁」
...すぐ欄干(らんかん)から身をのばしたのは...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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