...空しく槽櫪の下に朽死せざる可からず...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...さはれ、老驥櫪に伏す...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...其木有※・杼・豫樟・・櫪・投・橿・烏號・楓香...
陳壽 「魏志倭人傳」
...武男さんの事だがの――」むなしき槽櫪(そうれき)の間に不平臥(ふてね)したる馬の春草の香(かんば)しきを聞けるごとく...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...其木有二※杼、豫樟、櫪、投橿、烏號、楓香一...
内藤湖南 「卑彌呼考」
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永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
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長塚節 「長塚節歌集 中」
...驥(き)も櫪(れき)に伏す天の不公平を...
夏目漱石 「虞美人草」
...公平なる美名の下に不世出の偉材をして屡櫪間間」]に老いしむる恐れあり...
原勝郎 「貢院の春」
...是では暑くて不可ませんと明治初年に津田仙が大久保内務卿に勧めて樗櫪の才と云って支那では貶してゐる樗(あふち)一名臭椿(くそつばき)の樹を平河門附近の濠端に植えたら一本々々枯れて今は内務省裏に二三本残存してゐる...
牧野富太郎 「植物記」
...ただし馬櫪神(ばれきしん)とて厩神在(いま)す...
南方熊楠 「十二支考」
...馬櫪神よく馬を養いよく馬を御すと示したのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...毎日櫪中(れきちゅう)で汗かき喘(あえ)ぐ事遠方へ行きて疲れ極まるごとき故...
南方熊楠 「十二支考」
...老驥(ろうき)櫪(れき)に伏(ふく)すれども...
森鴎外 「渋江抽斎」
...櫟は同書によれば櫪と同じで「マロクヌギ」である...
柳田國男 「地名の研究」
...中国では馬櫪神(ばれきじん)という馬の保護神の像の片端に...
柳田国男 「年中行事覚書」
...それが野山の松や櫪(くぬぎ)の蔭にきらめいて...
柳田国男 「雪国の春」
...千里の竜馬槽櫪(さうれき)の間を脱して鉄蹄を飛風に望んで快走す...
山路愛山 「明治文学史」
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