...櫛巻(くしま)きの頭を動かしていた...
芥川龍之介 「お律と子等と」
...すぐ櫛巻(くしま)きにして黒襟(くろえり)をかけたその女が葉子だったのに気が付くと...
有島武郎 「或る女」
...髪までやはり櫛巻(くしま)きにしていたのだった...
有島武郎 「或る女」
...櫛巻の房(ふッさ)りとした...
泉鏡花 「浮舟」
...けれどそれよりも皐月さんが羽織りをぬいで筒袖のはんてんを着て前掛をしめて櫛巻きにして全くお神さんになりすまされた様子はまた一段ちがひます...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一四年一二月号)」
...若い時分から櫛巻ばかりでつづけてきた...
上村松園 「三味線の胴」
...達磨返し、しゃこ結び、世帯おぼこ、三ツ葉蝶、新蝶大形鹿子、新蝶流形、新蝶平形、じれった結び、三ツ髷、束ね鴨脚、櫛巻、鹿子、娘島田、町方丸髷、賠蝶流形、賠蝶丸形、竹の節...
上村松園 「髷」
...それを無造作に何時(いつ)も櫛巻きにしていた...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...ぱさぱさした髪を束ねて櫛巻(くしまき)にしている...
近松秋江 「霜凍る宵」
...女中はお庄を櫛巻きの女の方へつれて行った...
徳田秋声 「足迹」
...髪なども櫛巻(くしま)きのままであった...
徳田秋声 「爛」
...髪を櫛巻にした細君が出て来て...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...自棄(やけ)な櫛巻(くしまき)にした多い毛にも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...吉里は髪を櫛巻きにし...
広津柳浪 「今戸心中」
...僅かの間に櫛巻髪を束髪に直して...
夢野久作 「女坑主」
...仇(あだ)ッぽい櫛巻(くしま)きの女? ……」「あいつは...
吉川英治 「江戸三国志」
...指で梳(か)いて櫛巻(くしまき)の根へなでつけながら...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...櫛巻(くしまき)や小柳(こやなぎ)帯の引っかけで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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