...林檎のパイがある...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...次ぎの林檎と残りの三つの胡桃がバスケツトから取り出された...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...脊の低い痩馬(やせうま)の脊の左右に、底の深い畚(もつこ)をになはせ、そのなかに青物――茄子、白瓜、西瓜、カイベツ、玉葱、枝豆、西洋かぼちや、林檎、唐もろこし、など――を入れてある...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...なぜ、林檎をもって、こんなところへ入っていたのか」「それは、あなたがたが、どうでも勝手に考えてください」と、黄いろい幽霊は答えない...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...まだつぶれない林檎に手がふれた...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...これは林檎であって...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...唯林檎には口が無い...
薄田泣菫 「茶話」
...丁度蛆(うじ)が林檎(りんご)の中へ喰(く)い込むように喰い込んで...
ストリンドベルヒ August Strindberg 森鴎外訳 「一人舞台」
...林檎と駒下駄をもらった...
太宰治 「散華」
...奧深い店は、林檎と、箱と、巨鋸屑(おがくづ)と、荷造りする男女で一ぱいであつた...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...林檎(りんご)の皮(かわ)を剥(む)いていました...
グリム 中島孤島訳 「杜松の樹」
...始めは林檎(りんご)ほどな大きさのものがだんだん小さくなって苺(いちご)ほどになります...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...林檎(りんご)の砂糖煮(マルメラアド)...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...その中へ林檎の裏漉しにしたのを入れてよく掻(か)き交(ま)ぜてそれから器(うつわ)ごと水の中へ漬けると寒い時には一時間位で冷えて固まります...
村井弦斎 「食道楽」
...9830金色(きんいろ)の林檎だのを採って上げます...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...そこで食う林檎の旨いことと云ったら...
吉田茂 「私は隠居ではない」
...境内は林檎の実ひとつ落ちる隙もなくなってしまう...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
...林檎(りんご)が樹から落ちるのを不思議に感じて問題としたことが...
和辻哲郎 「寺田寅彦」
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