...そうしてその町の右側に、一軒の小さな八百屋(やおや)があって、明(あかる)く瓦斯(ガス)の燃えた下に、大根、人参(にんじん)、漬(つ)け菜(な)、葱(ねぎ)、小蕪(こかぶ)、慈姑(くわい)、牛蒡(ごぼう)、八(や)つ頭(がしら)、小松菜(こまつな)、独活(うど)、蓮根(れんこん)、里芋、林檎(りんご)、蜜柑の類が堆(うずたか)く店に積み上げてある...
芥川龍之介 「葱」
...林檎や梨の木も同様であります...
石川三四郎 「農民自治の理論と実際」
...ポム・ド・テエル(地中の林檎)と言ふのぢやありませんか」此一語に私はスツかり感服させられて...
石川三四郎 「馬鈴薯からトマト迄」
...『籃の中にもう一つ林檎があるよ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...大きな林檎(りんご)の箱を仆(たお)したような音が...
海野十三 「赤外線男」
...紙の面に接した林檎のお尻だけはわかる...
海野十三 「地球要塞」
...どうしたわけだろう?林檎の幽霊ほんとに...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...撰屑(よりくづ)の林檎の可惜(あたら)轉がるのを見た...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...紅茶と林檎とが来ると...
豊島与志雄 「化生のもの」
...いくつも林檎(りんご)を出して...
林芙美子 「浮雲」
...林檎を一貫目ばかり...
林芙美子 「浮雲」
...波止場は、乗船客や、荷運びの人夫で犇(ひしめ)き立ち、桟橋は、藁屑(わらくづ)や木裂(きぎれ)や、林檎の皮が、散乱してゐた...
林芙美子 「浮雲」
...――林檎が一個一ルーブル...
林芙美子 「シベリヤの三等列車」
...そっと林檎の一切れだの...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ただ緑色の交っている林檎は酸(す)いという事だけはたしかだ...
正岡子規 「くだもの」
...彼女も林檎をふくんでラジオを聞いているが...
室生犀星 「懸巣」
...一本林檎の木があった...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...我々は林檎を感じとるのにもほとんどすべての感覚をもってする...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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