...檀弓(だんぐう)の信じ(がた)きこと此の類多し...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...檀那様のお儲けになる一日分だけのお銭(あし)が戴きたうございます...
薄田泣菫 「茶話」
......
武田祐吉 「古事記」
...あの栴檀(せんだん)の葉越しに見た...
谷崎潤一郎 「細雪」
...まず夫人が檀那(だんな)さんを撃って...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...紫檀(したん)の卓のまわりに二人は向き合って坐ったが...
徳田秋声 「仮装人物」
...白檀香をやたらに焚かせて...
豊島与志雄 「秦の出発」
...その中央に紫檀の机が一つあるきりだった...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...黒檀の箱に納めた二個のミイラである...
豊島与志雄 「「沈黙」の話」
...運甓居雑詠百年旧府嘆二榛荊一四面山河自作レ城 十日雲容多北走 二州水勢尽西行 遠書毎托二海商至一閑話只憑二山衲迎一羇官雖レ孤幸無レ恙 回レ頭已没幾同庚公篁渡此地名区慰二老孱一風光秀偉満二衰顔一東西来合巴回水 南北相臨鼎峙山 亜竹檀欒遶二旧郭一遺民絡繹渡二荒関一晩晴試望二公篁渡一人在二灘声嵐気間一ともに山国盆地の郡衙三次の地勢風光気象を実に即いて髣髴と描出してゐる...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...紫檀(したん)の繼弓を捨てる位なら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...白檀(びゃくだん)のように重くもない...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ここの家へ来て座敷へ通ったら紫檀の卓の上に...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...大檀那の身の上では感心な事さね...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...箱は黒檀でしょう...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...空に高くとばされた栴檀(せんだん)の木太刀(きだち)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...檀家(だんか)先へ来て」「あらいやだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...で、その檀林から、大淵が藩へ招かれたことも、極めて自然なのであるが、大淵の弟子として、春山和尚のあることは、妙心寺史中にもふしぎと出ていないのである...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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