...樺桜(かばざくら)の直垂(ひたたれ)に梨打(なしうち)の烏帽子(えぼし)をかけて...
芥川龍之介 「偸盗」
...汗にぬれた赤ひげと切り裂かれた樺桜(かばざくら)の直垂(ひたたれ)とを...
芥川龍之介 「偸盗」
...春の曙(あけぼの)の霞(かすみ)の中から美しい樺桜(かばざくら)の咲き乱れたのを見いだしたような気がした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...八重の盛りが過ぎて樺桜(かばざくら)が咲き...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...樺即ち樺桜は、広い意味での山桜である...
柳宗悦 「樺細工の道」
...樺桜の皮が湿気をふせぐのに上々の資材なのがこれでも分る...
柳宗悦 「樺細工の道」
...このことが無地のもつ樺桜の持味を殺してしまって...
柳宗悦 「樺細工の道」
...模様は樺桜が必然に要求する模様である限り...
柳宗悦 「樺細工の道」
...樺桜の材料は決して豊富な量だとはいえない...
柳宗悦 「樺細工の道」
...樺桜は材料として...
柳宗悦 「樺細工の道」
...樺とは樺桜のことで...
柳宗悦 「手仕事の日本」
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