...剃刀(かみそり)をとぐ砥石(といし)を平坦(へいたん)にするために合わせ砥石を載せてこすり合わせて後に引きはがすときれいな樹枝状の縞(しま)が現われる...
寺田寅彦 「物理学圏外の物理的現象」
...運よく巧く樹枝状の綺麗な結晶になり始めたかと思うと...
中谷宇吉郎 「映画を作る話」
...その結晶形は六花樹枝状のものでも...
中谷宇吉郎 「粉雪」
...我が国では後述の樹枝状の結晶に比し...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...樹枝状発達(デンドリティック)をした結晶の比較的簡単なもので...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...樹枝状の枝の幅がかなり広い...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...前述の扇型と後述の完全樹枝状との中間の状態で出来たものと思われている...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...第九図第九図は完全樹枝状の結晶の例であって...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...この角板についている枝が樹枝状発達をした例である...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...その結晶は六花樹枝状のものでも...
中谷宇吉郎 「雪」
...大抵は樹枝状のものか...
中谷宇吉郎 「雪」
...そこの水蒸気の量が多いと小さい樹枝状の結晶になる...
中谷宇吉郎 「雪」
...六角板の角から樹枝状の枝が出ているような形の結晶が見られる...
中谷宇吉郎 「雪」
...その外立木の枝の上に出来る樹霜は完全な樹枝状をしていることが多い...
中谷宇吉郎 「雪」
...(5)樹枝状 これは雪中霜には余り見当らないが...
中谷宇吉郎 「雪」
...そしてが三・五乃至五・五位の範囲内では小角板が集まって簡単な樹枝状をなしたような即ち樹枝角板中間型となる...
中谷宇吉郎 「雪」
...其処から立体的に余分の樹枝状の枝が伸び出たものと考えれば説明が出来るのである...
中谷宇吉郎 「雪」
...(2)羊歯状及び普通樹枝状はが零下十五度乃至二十三度の範囲内で出来やすく...
中谷宇吉郎 「雪」
便利!手書き漢字入力検索