...山で樵夫をしている人を見かけた...
...樵夫が切り落とした木を拾って薪にする...
...私の祖父は若いころ樵夫をしていたそうだ...
...樵夫の仕事はとても大変だと聞いたことがある...
...樵夫が伐採した木は、エネルギー源として利用される場合もある...
...樵夫(きこり)が連れて来た犬が莫迦(ばか)に吠(ほ)え付いて始未におえぬ...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...樵夫(きこり)と覚しき一個(ひとり)の親仁(おやじ)...
泉鏡花 「悪獣篇」
...樵夫(きこり)の斧(をの)が深く幹に喰(く)ひ込むやうになると...
薄田泣菫 「茶話」
...里の樵夫も、此處までは入つて來たやうな路はなかつた...
田山花袋 「歸國」
...腕力よりも技に因り樵夫遙かに相勝る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...木を割ってる樵夫(きこり)のような手つきをつけ加えた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あるもぐりの樵夫(きこり)が枝をひろげた槲の木の下でぐっすりと寢こんで...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...「あんたの樵夫(きこり)の音だけでさ...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...あんたが樵夫(きこり)をよこしたんでなきゃ...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...樵夫(きこり)、猟師でさえ、時々にしか通らない細い径(みち)は、草の中から、ほんの少しのあか土を見せているだけで、両側から、枝が、草が、人の胸へまでも、頭へまでも、からかいかかるくらいに延びていた...
直木三十五 「南国太平記」
...樵夫の歌、足もとに起つて見下せば蔦かづらを伝ひて渡るべき谷間に腥き風颯と吹きどよめきて万山自ら震動す...
正岡子規 「かけはしの記」
...恩知らずの樵夫は提婆達多(だいばだった)の前身だとあるが大虫は誰の前身とも説いていない...
南方熊楠 「十二支考」
...八郎という樵夫(きこり)...
南方熊楠 「十二支考」
...樵夫当日その内に読み込まるるを怕れて山に入らず...
南方熊楠 「十二支考」
...次には渓の処に樵夫の来た径があり...
柳田国男 「峠に関する二、三の考察」
...それを悲しみ歎いて独りおる樵夫の家へ...
柳田国男 「年中行事覚書」
...もしこの樵夫にせめて松任の餅屋ほどの気働(きばたら)きがあったら...
柳田国男 「山の人生」
...もとより樵夫(きこり)が通うくらいなもので...
吉川英治 「新書太閤記」
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