...雨の降る中、横風に煽られながら自転車で帰った...
...横風が強い道路では、車の運転に注意が必要だ...
...飛行機の離着陸時には横風が影響することがある...
...ヨットのレースでは、横風に沿って進むテクニックが重要だ...
...サッカーのゴールキーパーは、横風が吹くとボールの飛び方が変わることに注意しなければならない...
...其の横風な人を小馬鹿にしたやうな態度と...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...そういう商店はなんとなくお役所のように気位が高いというのか横風(おうふう)だというのか...
寺田寅彦 「二十四年前」
...何もこんなに横風(おうふう)に真中から突き出して見る必用がないのである...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...みんみんは横風(おうふう)で困る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...あんなに横風(おうふう)に顔一面を占領しているのか知らん...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...寄附金の依頼でないだけに七拝ほど横風(おうふう)に構えている...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...一と口に云えば吾輩猫共から見てすこぶる後学になるような事件が至るところに横風(おうふう)にあらわれてくる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ちゃんと門閥と云うものを持(もっ)て横風(おうふう)至極(しごく)だから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...例えば上士下士相対(あいたい)して上士が横風(おうふう)である...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...横風(おうふう)になれ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...底(そこ)で今度は又その次ぎの奴に横風をきめ込み...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...横風(おうふう)ならば横風で可(よ)し...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...行くにも帰るにも確かな横風がないと決して出かけませんでした...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...母も娘も好く似た横風で他人(ひと)を見降す根生曲りの上に...
牧野信一 「淡雪」
...日頃から私の態度を目して「横風で生意気だ...
牧野信一 「鬼涙村」
...彼はその辺一帯を占領して以来は恰で生れ変つた如き横風な人間と化して...
牧野信一 「船の中の鼠」
...あの横風な大尽が何うしたものか...
牧野信一 「船の中の鼠」
...勢いよく吹くのは野分(のわき)の横風……変則の匂(にお)い嚢(ぶくろ)……血腥(ちなまぐさ)い...
山田美妙 「武蔵野」
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