...「横腹」にイボができたので病院に行った...
...スポーツ選手は横腹を鍛えると筋肉がつきやすくなると言われている...
...爆発事故で横腹に大けがをした...
...息子が横腹を押したら痛がったので心配になっている...
...部屋の電気に手を触れて、横腹に触れてしまった...
...かばかりなる巨象の横腹をば...
泉鏡花 「凱旋祭」
...少年の拳につかれた横腹のいたみにたえられなくなって...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...海を渡つて牛の草喰ひに行く島の横腹に...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...梅吉のいたずらを横腹を叩いて...
谷崎潤一郎 「幇間」
...宝永山が一夜に富士の横腹を蹴破って跳り出た年である...
徳冨蘆花 「地蔵尊」
...ちょうちょうを追い遊ぶ七人の童子は何年前にこの横腹に描かれたものか...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...「藤……」と動き出そうとする宗近君の横腹を突かぬばかりに...
夏目漱石 「虞美人草」
...運動の止まった雌の横腹へ提灯(ちょうちん)のようにくっつけてしまうと...
林芙美子 「泣虫小僧」
...横腹には洗濯板のように助骨(あばらぼね)があらわれ...
久生十蘭 「キャラコさん」
...力なく横腹に波うたせながら...
久生十蘭 「キャラコさん」
...この刀で横腹(よこっぱら)抉って父さまの仇ァ討たんければなんねえ...
正岡容 「我が圓朝研究」
...横腹をおさえた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...賞めそやすように犬の横腹を叩きながら...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トビアス・ミンデルニッケル」
...石垣の中、土手の横腹、河原の熱くない石の間、そこに何物かが生きて居り、むすめだちは琴を彈き、親は野伏に出てむすめに食べさせる料をさがしてゐた...
室生犀星 「末野女」
...手綱(たづな)を執(と)るが早いか馬の横腹を拍車で千切れる程蹴り付けました...
夢野久作 「白髪小僧」
...強く横腹を蹴(けり)付けながら...
夢野久作 「白髪小僧」
...三人が鍬のあたまで甕の横腹を無茶苦茶にタタキ割りました...
夢野久作 「ツクツク法師」
...思わぬ車の横腹へ突き衝ってしまった...
横光利一 「旅愁」
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