...妄に道徳に屈するものは臆病(おくびょう)ものか怠けものである...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...それはほうきの柄にキャベツのがん首をすげたばけもので...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「旅なかま」
...それからおどけもののいるかが...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...けものや鳥のかいてある...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...斯(か)くて支那(しな)には昔(むかし)から化物思想(ばけものしさう)が非常(ひぜう)に發達(はつたつ)し中(なか)には極(きは)めて雄大(ゆうだい)なものがある...
伊東忠太 「妖怪研究」
...化けものかであろう...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...化けものと信じきって...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...まるで装甲車みたいなばけものだね...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...寧ろめっけものだった...
辰野隆 「二人のセルヴィヤ人」
...「それこそ妖怪(ばけもの)だ...
田中貢太郎 「怪しき旅僧」
...その中の『平家物語(へいけものがたり)』に主題をとった小説が...
中谷宇吉郎 「一人の無名作家」
...身をかがめてその棒きれをひろいあげる隙にやつはけもののように突進してくるに相違ないのだが...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...まだしもみつけもので」「諦めろよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この花がまた怪物(ばけもの)である...
平井金三 「大きな怪物」
...ばけものはチブスになって死(し)ぬだろう...
宮沢賢治 「いちょうの実」
...穹窿(きうりう)には銅で鋳た種々(いろ/\)の鳥獣(とりけもの)が据ゑ附けてある...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...孫兵衛の盲目な獣心(けものごころ)は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...侏儒(こびと)の妖怪(ばけもの)よりゃあ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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