...これは横着な交換手に対する彼の戦法の一つである...
芥川龍之介 「あばばばば」
...汝は我にもまして横着なる男なり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...爲樣のない横着な兒で...
石川啄木 「足跡」
...横着な者は自分の受持を怠り...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...誰でもそんな工合に横着な気取り方をしてみたくなるものらしいのね...
太宰治 「お伽草紙」
...そこで横着な動物奴は...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...其の心術に一點の横着なきがゆゑに...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...こんな時は馬丁がすぐに飛び降りる筈であるが横着な馭者は此日馬丁を伴はなかつた...
長塚節 「商機」
...私はKの私より横着なのをよく知っていました...
夏目漱石 「こころ」
...本当に横着な図々図々(ずうずう)しい猫ですよ」「いやそりゃ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...そこでまあ十一月二十五日が来るまでは構うまいという横着な料簡(りょうけん)を起(おこ)して...
夏目漱石 「私の個人主義」
...加十はさっきの狼狽も忘れたように一種横着な面構えになり...
久生十蘭 「魔都」
...「来ん? 横着な奴ちゃなあ...
火野葦平 「花と龍」
...「横着な面をするない」と杉本もどなりかえしていた...
本庄陸男 「白い壁」
...ずいぶん図々しい横着な人ですね...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...いくらなんでも、自分が人殺しをしておいて、翌日、様子を見に来るだけならまだしも、こんな貼紙までしていくなんて、ちと念が入り過ぎていますよ」「しかし、横着なやつだと、これくらいの悪戯はやりかねないと思いますがね...
森下雨村 「五階の窓」
...この婆さんが横着な怪しからぬ婆(ばばあ)に見えて仕様がなかった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...師直も妓の中に埋もれながら横着な居ざんまいで...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
