...横柄な感じだったのに...
梅崎春生 「記憶」
...横柄な口をきいて...
海野十三 「生きている腸」
...横柄な口をきいた...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...お前どこの奴ぢや」横柄な言葉つきに...
薄田泣菫 「中宮寺の春」
...小柄なくせに横柄な男は...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...尋ねている先方の横柄な旅人は...
中里介山 「大菩薩峠」
...十六 船頭の試み渡守(わたしもり)の武助さんは横柄な人であつた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...少し横柄なのは、日頃の平次にない態度ですが、此女に白い齒を見せたら、さぞ厄介だらうと言つた、平次の潔癖(けつぺき)さのためでもあります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...乾は急に横柄なようすになって...
久生十蘭 「金狼」
...我々の団結によって横柄な得意の人達にも思い知らせることの出来るのは愉快なことである...
火野葦平 「糞尿譚」
...うちの召使いの横柄な態度は全く我慢ならん...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...相手も横柄な顔で見返した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...そういう横柄な云い方にも我慢したのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...何ういふわけで――」と私は最も横柄な口調で唸らずには居られなかつた...
牧野信一 「病状」
...誰だいおまえは」おそろしく横柄な少年である...
山本周五郎 「新潮記」
...「ああ左様か――」と山伏は横柄な口調で...
吉川英治 「剣難女難」
...しかし肩書きを見て急に横柄な態度を改めるような人たちから...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
...横柄な態度はいわゆるインフェリオリティー・コンプレックスの現われで...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
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