...「横木」を交換する作業を手伝ってくれませんか...
...新築の家の横木が腐っていて、交換しなければいけません...
...屋根の横木を補強するためにもう一本追加する必要があります...
...橋の横木が古くなって割れてしまったため、修理工事を行います...
...横木を切り出す際に、計画した長さよりも短くなってしまった...
...横木(よこぎ)と橋板(はしいた)との暗い中を見たが何(なに)もおらぬ...
泉鏡花 「海の使者」
...屋根の横木を、ジャッキの力で上にあげて、そこに人間ひとり出入りできるすきまを作るのです...
江戸川乱歩 「影男」
...横木の上に身をよこたえ...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...この木と木を簡単に打ちつけたПの字の横木には...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...艫(とも)の方の横木に凭(もた)れて立っている和服にマント鳥打帽の若い男がいちばんの主人株らしい...
寺田寅彦 「雑記(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...夜分に居酒屋の扉(とびら)を内部から締め切ることになってる鉄の横木を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...車の轅(ながえ)と横木を蔓(かずら)で結(ゆわ)いた結び目を誰がどうしても解(と)く事が出来ない」「なあるほど...
夏目漱石 「虞美人草」
...低い所に横木が通してある...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...親分さん」百兵衞はいそ/\と納屋の壁に打ちつけた横木から...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...半分落ち残った桟敷を渡って、柱や横木に残る、縄の切口を見るのは、高いところに馴れない平次や八五郎にとって、それは容易ならぬ仕事でしたが、それでも鳶頭(かしら)の藤次郎の説明で、十数ヶ所の縄に、少しずつでも、刃物を入れてあったことだけは確かにわかりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...毛氈(まうせん)を掛けた横木に凭(もた)れて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...横木から足を踏みはずして...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...横木を外(はづ)し...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...横木の間から覗いて見ると...
牧野信一 「夜見の巻」
...時々は寝台(ねだい)の背後(うしろ)の横木に手を掛けて立っている事もある...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...あの危險な横木を飛鳥のごとく渡つて來て...
吉川英治 「折々の記」
...小さい灯皿が横木に架(か)かっている...
吉川英治 「私本太平記」
...ビスケットを籠(かご)の横木の間に糸で結びつけてやる...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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