...)とまた、悪く抜衣紋(ぬきえもん)で、胸を折って、横坐りに、蝋燭火(ろうそくび)へ紙火屋(かみぼや)のかかった灯(あかり)の向うへ、ぬいと半身で出た工合が、見越入道(みこしにゅうどう)の御館(おやかた)へ、目見得(めみえ)の雪女郎を連れて出た、化(ばけ)の慶庵と言う体(てい)だ...
泉鏡花 「歌行燈」
...やっと横坐(よこずわ)りに坐った...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...壁にむかってしょんぼり横坐りに居崩(いくず)れて坐って...
太宰治 「HUMAN LOST」
...横坐(よこずわ)りになり...
田中英光 「オリンポスの果実」
...例えば Am点の横坐標 Opa,mによって表わされる価格 pa,mにおける有効需要は...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...曲線 BdBpに包まれる矩形の面積を最大ならしめる Bm点の横坐標 Opb,mによって表わされる pb,mすなわち(A)で表わした(B)の価格の逆数...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...曲線 BdBpが価格の軸を切る Bp点の横坐標 OBpによって表わされる(A)で表わした(B)の価格の逆数においてである...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...均衡価格 p''aすなわち A'' の横坐標に近づいていく...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...芝草の上に奈世は横坐りに坐り...
富田常雄 「面」
...横坐りに炬燵に顔を伏せて...
豊島与志雄 「孤独者の愛」
...手拭浴衣に半帯をしめた常子が箪笥の前に横坐りに坐つてゐる姿が見える...
永井荷風 「来訪者」
...波江は窓のそばで横坐りになつて...
林芙美子 「瀑布」
...踏絵は畳の上に横坐りをして手の甲で眼をこすっていたが...
久生十蘭 「魔都」
...横坐りになろうとして...
火野葦平 「花と龍」
...その隅の壁にもたれた景子が横坐りに太つた素足を投げ出して...
三好十郎 「肌の匂い」
...横坐りのままで云った...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...駕籠の中で横坐りになって...
山本周五郎 「風流太平記」
...見ると彼女は蛇紋石(じゃもんせき)の流し場に片手を支(つ)いたまま、横坐りをして、唇をシッカリと噛んでいた...
夢野久作 「鉄鎚」
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