...あの額は横っちょに懸(かか)っているが……」僕は顔面から血の気が退いていくのが...
海野十三 「宇宙尖兵」
...或る者はだんだら染めのの尖(とんが)り帽子を横っちょにして踊りくるい...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...思いがけない横っちょの空に青や赤の電燈が明滅するのは...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...それから横っちょのここんところは残しとくんですよ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「小波瀾」
...横っちょに駆け出すようにしながら...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...わたしは毬のように横っちょへ飛びのいた...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...横っちょについてるんだよ...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...唇の横っちょですすった...
豊島与志雄 「無法者」
...その紐を横っちょの方で結んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...ついでに先刻(さっき)から苦になっていた襟飾(えりかざり)の横っちょに曲っているのを注意して直させた後で...
夏目漱石 「明暗」
...はちまきをした顔の横っちょうに...
新美南吉 「ごん狐」
...長い朱羅宇(しゅらお)の煙管を横っちょへ脂下(やにさ)がりにくわえていましたから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...やさしく彼の肩をたゝいて「お休み」と言った伊藤の故郷は「寒流」の流れるうすらさむい里だ彼は荒れすさんだ心の大陸の廃墟へ帰って行った敗北の竪琴は彼のがらんどうな胸の中でぶーんぶーんと横っちょに揺れながら「サヴェートになったら帰っておいで」と彼に告げた5 工屋戦二同志工屋戦二―――この若い労働者はわたしらに...
槇村浩 「人民詩人への戯詩」
...何かおかしいのかおもしろいのか奥歯で横っちょに舌をかむようにして...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...あの横っちょの枝に鵯が来てとまって...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...肩の横っちょに頭を並べている怪奇小説...
夢野久作 「探偵小説の正体」
...横っちょに引っかけた蓑が飛ぶような迅さだ...
横光利一 「夜の靴」
...横っちょへ結んだ博多帯の腰から...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
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