...もう一人互角の勢いの親分は聖天(しょうでん)の権太郎さん...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...抜きあしで忍び寄つてゐた七郎丸と権太郎が綱の先の鉤を酒樽の懸縄にがつちりとくわへさせた...
牧野信一 「酒盗人」
...永らく病臥していた柳家権太楼が...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...この時分権太楼君が独立していたので...
正岡容 「わが寄席青春録」
...弱り目に祟り目で相前後して権太楼君は記憶喪失症になって病床にあること多年だったが...
正岡容 「わが寄席青春録」
...鮨屋の後三分一即ち弥左衛門に突込まれてよりの権太は善心に復りしことを自白せるものとしたるなり...
三木竹二 「いがみの権太」
...権太の悪棍となりしは隠し女に嵌(はま)り...
三木竹二 「いがみの権太」
...権太の苦心の水泡となりしは...
三木竹二 「いがみの権太」
...先へ往く権太に善太つかまると「餓鬼はうるさくつていけねえ」と女房の方へつきやる...
三木竹二 「いがみの権太」
...これにて権太びつくりし「何をして居やがるのだ」と叱(しか)りつけ「早くいつてさういへ」といひつつ立身(たちみ)にて土瓶をとり...
三木竹二 「いがみの権太」
...弥左衛門が見えたのはと問ひ反すと「ありやあこの権太郎の女房...
三木竹二 「いがみの権太」
...以上記する所は菊五郎が権太の科白(かはく)につきての大概なり...
三木竹二 「いがみの権太」
...燕翁(えんおう)が三代目菊五郎の権太はやや意気に過ぎて...
三木竹二 「いがみの権太」
...権太郎の息子が組合員だし働きものでしっかりしている...
「共同耕作」
...権太夫はどこまでも...
吉川英治 「江戸三国志」
...権太夫と用人の河豚内が...
吉川英治 「江戸三国志」
...秋元家の家老曾根権太夫(そねごんだゆう)の屋敷へ先にはいりました...
吉川英治 「江戸三国志」
...権太夫に来て踊れと言う...
吉川英治 「江戸三国志」
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