...四柘榴口の中は、夕方のやうにうす暗い...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...柘榴口(ざくろぐち)の中の歌祭文(うたざいもん)にも...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...一発の水中榴弾を撃ちだしたのであった...
海野十三 「地球要塞」
...石榴(ざくろ)のようにわれていた...
太宰治 「火の鳥」
...夜毎(よごと)に彼處(あそこ)の柘榴(じゃくろ)へ來(き)て...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...大きな石榴の木があったよ...
豊島与志雄 「反抗」
...石榴口から中を覗きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...庭さきの柘榴(ざくろ)のほとりに...
原民喜 「鎮魂歌」
...鉛小弾(えんしょうだん)と鉄釘を充填(じゅうてん)した一発の榴霰弾が...
久生十蘭 「ひどい煙」
...三月二十四日、カロンはオランダ人の砲手二名を連れ、大小通詞(つうじ)、松浦家の諸役人、お徒士(かち)など百二十人に附添われ、青銅の大臼砲二門、鉄製の象限儀(しょうげんぎ)四個、前車二、充弾、空弾、爆弾四〇個、小臼砲(これも実用にはならぬ古物だったが)一門、前車一、榴弾三〇個など、全量七百五十貫に及ぶ大荷物を抱え、海路、平戸を出発した...
久生十蘭 「ひどい煙」
...その岩は黒く光る柘榴石(ざくろせき)である...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...花石榴とて花はやや大きく八重にして実を結ばず...
正岡子規 「わが幼時の美感」
...柘榴(ざくろ)の朱はまた格別の趣きがあつて...
三好達治 「柘榴の花」
...海の藍柘榴日に日に割るるのみ冬浅き軍鶏のけづめのよごれかな二三度母のお小言を聞いて...
三好達治 「測量船」
...めたん子は柘榴(ざくろ)の實を二つに割つた中にゐる變な頭の作用が...
室生犀星 「めたん子傳」
...」割れかかった石榴(ざくろ)に石を加えたように沖の言葉は久慈の心中へどしりと重みのある実を落した...
横光利一 「旅愁」
...そこらに幾つも落ちている柘榴(ざくろ)の実の一つが砕けていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その中の柘榴(ざくろ)の木に...
若山牧水 「樹木とその葉」
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